2020/03/11
「九年目の津波の悪夢思い出すもとに戻れぬ人は多かり[][日めくり]」
「斎藤さんアップルケーキ作ったと持ちくれ美味く妻といただく[][日めくり]」
「甲子園春校野球中止なり推薦枠は夏にもありや
[ウィルス、甲子園の中止は戦争中のS45年まで][世相]」
「パーソナル編集長は時にしてフリーズをするがっかりしたり
[クッキー短歌の組版中][日めくり]」
「執着を捨てるは楽しみ究極の仏道は捨てること[究極の愉しみを得る道][ブッダ]」
「執着のこころがなくば実際のものはあっても問題なきか
[捨てるは実践という行為、行動][ブッダ]」
「福島の原発津波のあの映画観にいきたくもパンデミックで[][世相]」
2020/03/11
「坂上郎女男に持てたらし顔も気性もよき人らしい
[大伴宿禰家持が同じ坂上の家の大嬢に贈れる歌一首][万葉]」
「石竹ﾅﾃﾞｼｺがその花にもが朝旦ｱｻﾅｻﾅ手に取り持ちて恋ひぬ日なけむ[#3.0408][万葉]」
「撫子がその花のごと朝あさにｱｻﾅｻﾅ手に取り恋す日はないでしょう[超訳][万葉]」
2020/03/11
「娉ﾂﾏﾄﾞひてその後二人はどうなりし結婚したか別れたのかな
[大伴宿禰駿河麻呂が同じ坂上の家の二嬢ｵﾄｲﾗﾂﾒを娉ﾂﾏﾄﾞふ歌一首][万葉]」
「春霞春日の里の殖小水葱ｳｴｺﾅｷﾞ苗なりと言ひし枝はさしにけむ[#3.0407][万葉]」
「春霞春日の里の殖小水葱ｳｴｺﾅｷﾞ苗といった枝はもう伸びたでしょうか[超訳][万葉]」
2020/03/11
「赤麿が娘子に声をかけたとき歌で答えるなかなかやる子
[娘子ｦﾄﾒが佐伯宿禰赤麿に報ふる贈歌一首][万葉]」
「ちはやぶる神の社し無かりせば春日の野辺に粟蒔かましを[#3.0404][万葉]」
「もしそこに神の社がなかったら春日の野辺に粟を蒔くのに[超訳][万葉]」
「彼なくば色目使うも駄目というそんな娘にまた歌贈る
[佐伯宿禰赤麿がまた贈れる歌一首][万葉]」
「春日野に粟蒔けりせば鹿ｼｼ待ちに継ぎて行かましを社し有りとも[#3.0405][万葉]」
「春日野に粟蒔いていたなら鹿が来るそれを待ち伏せ社あっても[超訳][万葉]」
「赤麿の祭る神ではないといいやんわり断る娘でありし
[娘子がまた報ふる歌一首][万葉]」
「吾は祭る神にはあらず大夫に憑きたる神ぞよく祭るべき[#3.0406][万葉]」
「吾が祭る神ではあらずあなた様憑きたる神をよく祭るべき[超訳][万葉]」
2020/03/11
「郎女の大嬢は娘なり叔母の決めたる結婚なりし
[大伴宿禰家持が同じ坂上の家の大嬢に贈れる歌一首][万葉]」
「朝に日ｹに見まく欲しけきその玉を如何にしてかも手ゆ離ｶれざらむ[#3.0403][万葉]」
「朝に日に見たいと思うその玉をどうすりゃ手から離せられない[超訳][万葉]」
「この歌のように彼女を愛せしか結婚後の浮気はなしと[][万葉]」
