■五感俳句644「イヤリング外してよりの花疲れ」(和気久良子)

●五感俳句644・感情49=疲労2・和気久良子01・2024-04-15(月)
○「イヤリング外してよりの花疲れ」(和気久良子01)
○季語(花疲れ・晩春)(→「深秋会」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧（あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ～）】【→俳句結社索引】

【鑑賞】：桜を観ての疲れは心地よい疲れ。イヤリングを外して耳が軽くなるのかどうかは推し量れないが帰宅後の安堵はあるのであろう。

○和気久良子(わけくらこ)
○好きな一句「蜜豆や幸せさうに愚痴をいふ」02
○季語(蜜豆・三夏)(→「575筆まか勢」より引用)

【Profile】：1938年愛知県出身。千葉県市川市在住。「春嶺(しゅんれい)」(1953年→岸風三楼が東京都で創刊。→小倉英男主宰)「若葉」(1928年→富安風生が東京都で創刊。→鈴木貞雄主宰。)同人。