俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句537「朝焼けのしずかなる水盗みけり」(金子晉)

2021-06-28 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句537・聴覚130静寂14・金子晉01・2021-06-28(月)
○「朝焼けのしずかなる水盗みけり」(金子晉01)
○季語(水盗む・仲夏)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのふへほみむめもゆ~)】
【鑑賞】:これほど水の豊富な瑞穂の国にあっても「水盗む」という季語が存在していた。稲作にとって水が命であることを教えてくれる。使われなくなった季語の一つ。


金子晉(かねこしん)
○好きな一句「冬の蝿前肢をもて夢に附く」02
○季語(冬の蝿・三冬)(「俳句舎の俳人名鑑」より引用)

【Profile】:1932年大阪府出身。→永田耕衣に師事。「琴座」編集人。2006年「」に同人参加。染織家。古代史研究家。

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