俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○方法俳句490「あをく泳いで具象画のやうな疲れ」(『祝日たちのために』2019)(中嶋憲武)

2020-08-02 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句490・直喩105(やうな5)・中嶋憲武01・2020-08-02(日)
○「あをく泳いで具象画のやうな疲れ」(『祝日たちのために』2019)(中嶋憲武01)
○季語(泳ぐ・晩夏)(→「閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:あおあおと泳いだ後に、体を重くして泳ぎから上がってきた。かなり明瞭に疲れた自らの姿が目に見えるようである。


中嶋憲武(なかじまのりたけ)
○好きな一句「晩夏晩年水のまはりの水死の木」(『祝日たちのために』2019)02
○季語(晩夏)(引用同上)

【Profile】:1960年東京都大田区出身。1994年10月より→石寒太に師事。「炎環」「豆の木」所属。炎環同人。2017年銅版画でANY展参加。2018年第4回→攝津幸彦記念賞・優秀賞受賞。

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