俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○次元俳句491「廃道も花火ひらいて瞬けり」(又吉直樹)

2020-08-11 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句491・開く(空間)3・又吉直樹01・2020-08-11(火)
○「廃道も花火ひらいて瞬けり」(又吉直樹01)
○季語(花火・初秋)(→「newsポストセブン」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひへほむめもや~)】

【鑑賞】:すでにすたれてしまった廃道。花火が開くごとにてらてらと照らされている。2020年夏の花火には相応しい情景かも知れない。


又吉直樹(またよしなおき)
○好きな一句「青北風や踏んでもらへぬ影さびし」02
○季語(青北風・仲秋)(「俳句αあるふぁ2016年4-5月号」より引用)※青北風(あをぎた):西日本地方の船乗言葉で十月頃吹く強い北風のこと。晴天の日に吹くので、「青」の一字がつく(「きごさい歳時記」より)。

【Profile】:1980年大阪府寝屋川市出身。お笑いタレント、脚本家、作家であり、ピースのボケ担当。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。「文學界」で発表した小説『火花』が三島由紀夫賞候補となり、第153回芥川賞受賞。俳句は→堀本裕樹に指導を受ける。

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