俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句453・聴覚113・川崎陽子01・2019-10-21(月)
○「手風琴鳴るたび秋の深くなり」(川崎陽子01)
○季語(秋深し・晩秋)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)・諸家自選5句」より引用)※【手風琴てふうきん】:アコーディオンのこと。【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:アコーディオンのかすれたような音は、どこか秋風の響きを感じます。この楽器の最もお似合いな舞台は、新宿あたりの「歌声喫茶」でしょうか。
●川崎陽子(かわさきようこ)
○好きな一句「たんぽぽの海の風来る瞽女の道」02
○季語(たんぽぽ・仲春)(「俳句でつかう季語の植物図鑑(山川出版社)」より引用)※【瞽女ごぜ】:三味線をひき歌をうたったりして、銭を乞い歩いた盲目の女。
【Profile】:1937年新潟県出身。「河」(→角川春樹主宰)同人。