俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0301・くれなゐ03・天野小石01・2016-10-19(水)
○「竹伐つて西方の空くれなゐに」(天野小石01)
○季語(竹伐る・秋) 「たけきつてせいほうのそらくれなゐに」(「俳句αあるふぁ2015年10-11月号」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「竹を伐る」は秋の季語。旧暦8月、新暦10月頃に状態のいい竹が伐れるのだそうである。竹を伐って帰る頃はもう秋の夕暮れ。西の空が紅色に染まっている。
●天野小石(あまのこいし)
○好きな一句「雨粒のひかり始めてゐる花野」(『花源』2011)02
○季語(花野・秋) 「あまつぶのひかりはじめてゐるはなの」(「俳句201202」より引用)
【Profile】:1962年、東京都出身。→大牧広、→有馬朗人に師事。「港」「天為」同人。2013年より「天為」編集長。俳人協会会員。鎌倉ペンクラブ会員。よみうり文化センター北千住、俳句講師。「銀漢亭」(主人:伊藤伊那男)(木曜)スタッフ。