俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●特集俳句0302・一人俳句01・増田守01・2016-10-28(金)

2016-10-28 04:56:00 | 特集俳句

特集俳句0302・一人俳句01・増田守01・2016-10-28(金)
○「月仰ぐ一人に一つ喉仏」(増田守01)
季語(月・秋) 「つきあおぐひとりにひとつのどぼとけ」(→「俳句の殿堂」より引用)【→特集俳句-索引1索引2 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:月を仰ぐ数人は男性です。喉仏のふくらみが月明りに白く浮かびます。喉の仏は平等に一人に一つづつ。功徳も平等なのでしょうか。新しい特集、「一人俳句」のスタートであります。

 

増田守(ますだまもる)
○好きな一句「月乗せて月を落とせる水車かな」02
季語(月・秋) 「つきのせてつきをおとせるすいしゃかな」(引用同上)

【Profile】:1945年、神奈川県出身。神奈川県立希望ヶ丘高校卒業後、中央大学入学。1995年俳壇賞最終予選通過、1996年「桜蔭」入会。2001年から2003年及び2005年から2008年俳句界賞最終予選通過。2005年「炎環」新人賞、2006年「炎環」同人。2009年「桜蔭」総括選者(副代表)。2011年「桜蔭」代表。

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