俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0137・天体(太陽)06・新桐子・2013-08-02(金)
○「燃え尽きし夏の太陽鏡に青」(新桐子01)
季語(夏の太陽)
天体俳句は前回に引き続いて「夏の太陽」であります。燃え尽きる夏の太陽と青春時代。鏡には青が反射しています。空でしょうか、海でしょうか。
○新桐子(あたらしきりこ)(1948~1980)
代表句「螢火の消ゆるや青が闇の芯」02
季語(螢・夏)
大阪で生まれ、4歳のとき父の故郷、沖縄へ移住。俳句は高校2年のときはじめて作句。沖縄俳句研究会で活動。1974年、→加藤楸邨の「寒雷」に投句。76年10月号で巻頭となる。難病のため33歳の若さで死去。