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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●技法俳句034・リフレーン04・大場白水郎

2011-04-01 09:24:33 | 特集俳句

●技法俳句034・リフレーン04・大場白水郎

 

○「枝坂のまた枝坂の朧かな」(『散木集』1954)(大場白水郎01)

○季語(朧・三春)

【鑑賞】:坂の多い街です。坂が枝のように別れて、また坂をなしています。どの坂も春の朧でぼんやりとかすんでいます。

 

大場白水郎(おおばはくすいろう)(1890~1962)

○好きな一句「草の中に鶯鳴ける雷雨かな」02

○季語(鶯・春)

【Profile】:東京都出身。→岡本癖三酔渡辺水巴籾山梓月に学ぶ。「春蘭」「縷紅」「椿」を主宰。宮田自転車の経営者。長唄解説者。義弟の→久保田万太郎とは錦糸掘の中学の同級。句風も似通う。万太郎を実質上の主宰者とする「いとう句会」の同人。

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