俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●技法俳句034・リフレーン04・大場白水郎
○「枝坂のまた枝坂の朧かな」(『散木集』1954)(大場白水郎01)
○季語(朧・三春)
【鑑賞】:坂の多い街です。坂が枝のように別れて、また坂をなしています。どの坂も春の朧でぼんやりとかすんでいます。
○大場白水郎(おおばはくすいろう)(1890~1962)
○好きな一句「草の中に鶯鳴ける雷雨かな」02
○季語(鶯・春)
【Profile】:東京都出身。→岡本癖三酔、→渡辺水巴、籾山梓月に学ぶ。「春蘭」「縷紅」「椿」を主宰。宮田自転車の経営者。長唄解説者。義弟の→久保田万太郎とは錦糸掘の中学の同級。句風も似通う。万太郎を実質上の主宰者とする「いとう句会」の同人。