俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句014・聴覚06・神生彩史
○「秋の昼ぼろんぼろんと艀ども」(神生彩史01)
○季語(秋の昼)
【鑑賞】:「艀」とは河川・港湾などで大形船と陸との間を往復して貨物や乗客を運ぶ小舟のことです。その幾つかの舟が「ぼろんぼろん」と音をたてながら航行して行きます。エンジン音を「ぼろんぼろん」と表現したのがこの句の手柄です。
○神生彩史(かみおさいし)(1911~1966)
○代表句「先頭の男が春を感じたり」02
○季語(春)
【Profile】:東京生まれ。1934年、→日野草城に師事。新興俳句系ひとすじに「ひよどり」「旗艦」「琥珀」とたどり、戦後は「太陽系」「青玄」を経て1948年「白堊」を創刊主宰。1966年、三重県松阪市で54歳の生涯を閉じた。
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神生彩史掲載句
03抽斗の国旗しづかにはためける(無季)〈五感・聴覚=静〉2019/1/27