俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句002・彼岸01(超次元)・高屋窓秋

2010-07-27 19:38:39 | 次元俳句

○次元俳句002・彼岸(超次元)01・高屋窓秋

 次元俳句の第2弾。超次元。この世に対するあの世。此岸に対する彼岸。

○「黄泉路にて誕生石を拾ひけり」(高屋窓秋01)

○季語(無季)


【鑑賞】:あの世へと渡る黄泉への道で拾った物は自分の誕生石でした。生と死を短詩形に織り込んだ名句だと思います。


高屋窓秋(たかやそうしゅう)(1910~1999)

○好きな一句「山鳩よみればまはりに雪がふる」02

○季語(雪・冬)

【Profile】:法政大学文学部卒。満州電信電話株に入社。戦後は東京放送の各局長を歴任。若くして→水原秋桜子に師事、「馬酔木」の第一期同人となりのち「風」「京大俳句」に拠るなど常に新興俳句運動の先導つとめたが、満州赴任とともに、中絶。戦後は「俳句評論」「天狼」で断続的に活動。

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