ある「世捨て人」のたわごと

「歌声列車IN房総半島横断鉄道」の夢を見続けている男・・・ 私の残された時間の使い方など

「ああモンテンルパの夜は更けて」 関連情報(2)

2016年01月30日 | 好きな歌

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渡辺はま子さんの実話をもとにした舞台『奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~』2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)

2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝) の期間、シアタークリエ(東京)にて、昭和の大歌手・渡辺はま子さんの実話をもとにした舞台『奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~』が上演されます。

さる7月22日には、その製作発表が行われ、出演者の斉藤由貴、陣内智則、古村比呂、古谷一行、演出家の板垣恭一らが登場しました。

愛称・おはまさんで知られる渡辺はま子さんと言えば、第二次世界大戦前から戦後にかけて活躍した歌手です。

渡辺さんの代表曲には「シナの夜」「蘇州夜曲」などなど、錚々たる曲が並びますが、「ああモンテンルパの夜は更けて」という歌があります。

渡辺はま子さんのレコード・リスト

ここでいうモンテンルパとは、そう、フィリピンの首都マニラの南に隣接するモンテンルパ市/Muntinlupa Cityにある刑務所のことです。

先ごろ、無実の罪を訴えていた鈴木さんが収容されていた刑務所でもあります。

昭和の大歌手・渡辺はま子さんは、第二次大戦中、戦地への慰問として訪れていた中国大陸の天津で終戦を迎え、捕虜として1年間の収容所生活を送っています。

そして、戦後には芸能界に復帰しましたが、戦中、自らの歌で多くの兵士を戦場に送り出した彼女は、責任を感じ苦しんでいたと言われています。

1952年(昭和27年)には、フィリピンのモンテンルパ刑務所に戦犯として収容されていた日本人が作詞作曲した曲「ああモンテンルパの夜は更けて」をレコード化して、当時の日本でヒットしています。

渡辺はま子 [Special Edition]

 

「ああモンテンルパの夜は更けて」が収録されているアルバム、 渡辺はま子 [Special Edition]

また、日本政府の復員局と渡辺はま子さんは、フィリピンのモンテンルパの収容所で、慰問コンサートが実現されています。

そして、フィリピン政府当局に減刑、釈放を嘆願し、当時のフィリピンのキリノ大統領に日本人戦犯108名の釈放を決断させ、全員の日本への帰国が実現したことは、あまりに有名なストーリーです。

この史実に題材した物語は、「戦場のメロディ~108人の日本人兵士の命を救った奇跡の歌~」として薬師丸ひろ子さん主演でドラマ化され、2009年9月12日(土)21時フジテレビ系列で放送されています。

今回の舞台化は、モンテンルパに収容されていた旧日本兵の帰国に尽力した渡辺はま子さんと、彼女をめぐる人々の姿を描いたものです。

女優、斉藤由貴さんを主演に迎え、現地で旧日本兵を支援する教誨師・加賀尾役に古谷一行、フィリピンと日本の架け橋となった日本兵復員局の植木役で陣内智則、戦死したはずの夫が見つかり、新たな夫との間で揺れる妻役に古村比呂などが出演します。

斉藤由貴さんが、18年ぶりに女優として歌を披露するのも話題となっています。

2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)の期間は、東京・シアタークリエにて上演。2010年9月25日(土)~9月26日(日) には、大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演されます。

 

奇跡のメロディ~渡辺はま子物語~公演概要

  1. 公演期間(東京):2010年9月6日(月)~9月23日(木・祝)
  2. 会場:シアタークリエ
    〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-2-1
    Tel:03-3591-2400
  3. 公演期間(大阪):2010年9月25日(土)~9月26日(日)
  4. 会場:森ノ宮ピロティホール
    〒540-0003 大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5
    Tel:06-6944-1151
  5. 脚本:飯島早苗、演出:板垣恭一
  6. キャスト:斉藤由貴 陣内智則 古村比呂 坂元健児 森次晃嗣 古谷一行、他。
  7. 東京公演料金:8,800円(全席指定・税込)
    大阪公演料金:8,400円(全席指定・税込)
  8. チケット:2010年7月24日(土) より、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、CNプレイガイドなどで発売。

 モンテンルパの夜は明けて~プリズンの月~ 第 1 回 今回から、“MJCC ... 

モンテンルパの夜は明けて~プリズンの月~ 第 1 回
今回から、“MJCC グレース新聞”を通して、私共囚人の生活日記等を知っていただく機会が与 えられたことを心よりキリストの御名により感謝いたします。私共は夫々の事情の重荷を背負 い、罪を犯して収監されましたが、収監生活は単調で目的もない日々の繰り返しで虚しく生き ていました。現在は、聖書の学びを通して、それぞれの目の輝きが一変し、神のみこころ、目 的を少しづつ知るに至っています。イエス・キリストにある同じ心、声、そして希望をいただ いています。

モンテンルパ刑務所と日本人

1945 年 8 月に第二次世界大戦は終結し、戦後日本人戦犯の裁判が東京でも行われ、フィリピ ン・マニラで行われた裁判は「マニラ裁判」と呼ばれました。山本奉文(ともゆき)大将他約 130 人近くが、モンテンルパ刑務所に収容されました。収監中の 2 人の日本兵の方が故国・故郷 の家族を切なく思いながら作詞作曲された「モンテンルパの夜は更けて」は日本で歌手、渡辺 はま子さんが歌い、日本全国に拡がり、誰もが知るに至ったのです。その後、渡辺はま子さん はモンテンルパ刑務所を慰問し、着物を着て 10 曲以上唄われたそうです。当時、敗戦した日本 の歌を歌うことは所内では厳しく禁止されていましたし、日本国歌を歌うことは御法度であり ましたが、刑務所所長に懇願した結果、許可され 日本の方角に向かって日本人全員が涙なが らに「君が代」を斉唱した話は有名です。

当時の旧日本兵が収監されていた一般房(無期刑)と死刑囚房は、当時の日本人の手によって 建設されたもので、現在でも 70 年近くの時代の風化にも屈せずいかに頑丈に作られたもんかが うかがわれます。私(松谷)はその当時の死刑囚であったビルディング1に収監されているこ とを思いますと何かの深い結びつきを思わされます。

刑務所の中の生活

フィリピンの刑務所には“労役”はありません。朝から夕方までほとんど自由に自分の時間を 持つことが出来ますし、自由に所内を行き来することができます。月曜日と火曜日以外は、面 会者が入ってくることもできますし、自由に囚人と話すこともできます。また、週末には、面 会者が宿泊することも可能です。所内には囚人が“経営”するパン屋や、カラオケがあったり、 テニスコートまでもあります。市場の通りもあり、肉、魚、野菜、果物を売っていますので、 購入して自炊もできます。ですから、ここは“刑務所”というよりもむしろ市内のそこいらに ある小さな町(フィリピンでは“バランガイ”と呼びます。)と言っても過言ではないくらい 自由なのです。しかしこの自由な雰囲気が一番厄介なくせ者でもあります。フィリピン人受刑 者にとってはごくあたりまえの生活の一部なのかもしれません。楽天的に考えこだわらず陽気 な国民性がまさしくその通りで“更生”の道はどこかに置き忘れてしまった人がほとんどのよ うに見受けられます。ですから、私共日本人にとっては、「えっ!! 信じられない」というこ とがたくさんあったり、発生したりするのです。私は、1997 年に拘置所に収監されて以来です
から、すでに 18 年目に突入しています。それでもやはり、どうしても日本人として相入れない ものがあったりしますが、“マニラに入らば、マニラに従う”ことも兼ね備えてまいりました。

 
刑務所のクリスチャン生活

現在、モンテンルパ刑務所は、正式には New Bilibid Prison と呼ばれ、7 人の日本人が収監され ています。その内の 5 人がクリスチャンです。毎月 1 度 MJCC から訪問を受けています。聖 書の学び、交わりの会を通して“塀の外”の方々の新鮮な風にふれる機会に感謝しております。
私の今の一週間は、日本人クリスチャンとの交わり会、アメリカ人宣教師との勉強会、基礎的 な神学の学びが週 2 回、所内の所属教会での礼拝、毎朝夕のデボーションで充実した毎日を過 ごしています。雑念があまり入り込めないくらい没頭できています。また、3 年前に始めた聖 書の学びは当初日本語が中心でしたが、日本語を使う機会は少なく、説教や宣教師との会話は 英語が中心になり、“老体にムチ”を打って努力した結果、英語での読み書きが上達してきま した。こればかりは、自分を少しだけ誉めてあげることにしました。(苦笑)
起床は 4 時半、5 時にビルディングのドアロックが開けられると、所属教会までの200mを 歩く時、必ず夜空を見上げますと明けの明星が光り輝き、さも私に今日も一日がんばりなさ い!と云ってもらっているような気がします。その日することをアレヤコレヤ考えながら歩く のが大好きなのです。これも私の囚人としての特権だと受けて止めています。”塀の外”の 方々にはこんなロマンティックな余裕などないと云われてしまいそうですが、私も出所したら 果たしてこんなにゆとりの瞬間はないでしょう、きっと… だからこそこんな所に置いてくだ さった神様に感謝しているのです。 


 

 http://mjcc.jimdo.com/

 

マニラ日本語キリスト教会は、 嬉しい時も、悲しい時も、どんな時でも、救い主イエス・キリストと共にある喜びと平安に満たされ、互いに支えあう者たちの集まりです。 異国の空の下、心の安らぎと愛を聖書のお話から味わってみませんか。    

モンテンルパの夜は明けて 第6回.pdf
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2015年6月 モンテンルパの夜は明けて (5) / Grace No. 23
第5回 モンテンルパの夜は明けて Grace No.23.pdf
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2015年2月 モンテンルパの夜はあけて(4)
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モンテンルパの月は明けて ~ シリーズ第3回 プリズンの月~
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第2回モンテンルパの夜は明けて
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モンテンルパの夜は明けて 第1回
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礼拝場所

ユニオンチャーチ・オブ・マニラ
(マカティ・グリーンベルトモールより徒歩5分)

5階奥の集会室にて礼拝・諸集会を行なっています。

c/o Union Church of Manila
Rada,  cor Legaspi Street,
Legaspi Village, Makati, M.M


(マニラ日本語キリスト教会が会堂を使用しているユニオンチャーチは統一教会とは関係はありません。)

  


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