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polytonic というのは、「複数のアクセント記号による」ということで、ギリシャ語の「歴史的アクセント表記法」のことです。1982年にこの表記法が廃止されたので、いまでは現代ギリシャ語は το μονοτονικό σύστημα [tɔ‿mɔnɔtɔniˈkɔ ˈsistima ト・モノトニコ スィスティマ](the monotonic system)つまり「単一アクセント表記法」になっています。polytonic には、名まえのとおり複数つまり3つのアクセント記号があって、そのほかに、ふたつの気息記号と、下がきのイオータ、それに補助的な記号があります(現代ギリシャ語のばあいは単一アクセント表記法なので、フォントは必要ありません。
出典→http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/2004/09/polytonic_ae15.html
http://kypros.org/(英語)の機械翻訳→ここ
ギリシャ語新約聖書の発音についての、便利なサイトです。
Greek New Testament Audio - LetsReadGreek.com
Available New Testament Audio Files
*Entire Greek New Testament
- Marilyn Phemister* (Westcott-Hort)
- David Field (1904 BFBS -British Foreign Bible Society- edition)
- John Simon* (Westcott-Hort)
- Spiros Zodhiates* (Nestle/Aland 26)
- Jonathan Pennington (UBS - United Bible Society - 4th Edition)
- Randall Buth (Westcott-Hort)
- Louis Tyler (Robinson-Pierpoint Majority Text*, Westcott-Hort*, Scrivener's Textus Receptus)
- Maurice Robinson (Robinson-Pierpont Byzantine Textform)
- Gleason Archer (UBS - United Bible Society - 4th Edition)
- John Schwandt* (Nestle-Aland 27) Logos software add-in
- John Schwandt* Hendrickson Publishers, 2010
- Pella Ikonomaki (on LibriVox (Stephanus; Patriarchal Edition of 1904)
- Vasilios Vellas 1967 Vellas Edition (Modern Greek)
- Louis Sorenson (yours truly :>) Rahlfs;Westcott-Hort) in Living KoineVasile Stancu (USB 3/4 or Nestle-Aland 26/27)
- Norman 'Romanós' Gorny (USB 3/4 or Nestle-Aland 26/27)
- Didier Fontaine (UBS 3/4)
- The Gospels in Greek* (This contains the whole NT other than Collosians) The Patriarchal (Antoniades) text - 1904
- YTVideoJudge (Vasilios Lazarou?) Bambas Modern Greek Version
- Apostolos Vavilis* (Brother Raphael) Greek Bible Society. The Patriarchal (Antoniades) text - 1904 and Demotic
- Analogion: Mount Athos, the monastery of Vatopedi, The Patriarchal (Antoniades) text - 1904
- John Baltatzis* http://www.zontanonero.gr/ Bambas Modern Greek version
ヨハネ1:1-5
1 Ἐν ἀρχῇ ἦν ὁ λόγος, καὶ ὁ λόγος ἦν πρὸς τὸν Θεόν, καὶ Θεὸς ἦν ὁ λόγος. 2 οὗτος ἦν ἐν ἀρχῇ πρὸς τὸν Θεόν.
3 πάντα δι’ αὐτοῦ ἐγένετο, καὶ χωρὶς αὐτοῦ ἐγένετο οὐδὲ ἕν ὃ γέγονεν.
4 ἐν αὐτῷ ζωὴ ἦν, καὶ ἡ ζωὴ ἦν τὸ φῶς τῶν ἀνθρώπων,
5 καὶ τὸ φῶς ἐν τῇ σκοτίᾳ φαίνει, καὶ ἡ σκοτία αὐτὸ οὐ κατέλαβεν.
John 1 GREEK New Testament(古典式発音)
John 1:1 in Greek New Testament (現代式発音)
アクセント記号(3種類)が付いているが、記号と関係なく発音されていることに注意
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下記の記事はTextus Receptusポリトニックアクセント(それぞれの単語には3種類のアクセント記号が付いています。
ΚΑΤΑ ΜΑΤΘΑΙΟΝ 1 Scrivener's Textus Receptus 1894 - Bible Hub
http://biblehub.com/tr94/matthew/1.htm
https://www.bible.com/ja/versions/183-tr1894-scriveners-textus-receptus-1894
ギリシャ語アクセント
出典→http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/2004/09/post-9390.html
アクセント
古典ギリシャ語のアクセントは、英語とかの つよさ(強弱)アクセントとはちがって たかさ(高低)アクセントで、それをあらわすのに3種類の記号をつかいます。
λόγος |
鋭アクセント記号[ˊ](acute accent)はよく英和辞典とかでつかわれていますが、IPA ではそのつかいかたとはちがって、強めではなくてオトが「高い」ことをあらわしています。記号のかたちから連想されるような(ペキン語のローマ字みたいな)、ひくいところから たかいところにあがっていく「のぼり」調子をあらわしているのではありません。IPA で「のぼり」の記号としてつかっていたこともあったのですが、いまでは「たかい」をあらわす記号になっています。この記号はギリシャ語では みじかい母音だけにつきます。英語みたいな つよさアクセントは IPA ではこの記号ではなくて、つよめのある音節の “まえ” に[ˈ]をつけます。このサイトでも、英語とか現代ギリシャ語の つよさアクセントにはこの記号をつかっていますが、日本の英和辞典では あいかわらず[ˊ]がつかわれています。
δρᾶμα | βαῖνε |
やまがた(曲アクセント記号)[ˆ](circumflex accent)は、ギリシャ語の曲アクセント記号とおなじように、たかいオトからさがっていく「くだり」調子をあらわしています。この記号は、鋭アクセント記号[ˊ]と重アクセント記号[ˋ](grave accent [グラーヴ アクセント])をくっつけたもので、いまの IPA では[ˊ]はオトが「たかい」ことを、[ˋ]は「ひくい」ことをあらわしているので、[ˆ]は たかいオトから ひくいオトにさがっていく「くだり」になります。前半がたかくて後半がひくいといってもいいでしょう。まずひくいところからあがって、それからさがるのではありません。IPA でそのような「のぼりくだり」をあらわす記号としてつかわれていたこともあったのですが、いまでは「くだり」をあらわす記号になっています。この記号はギリシャ語では ながい母音か二重母音だけにつきます。二重母音につくときは、ギリシャ語のつづりとはちがって ひとつめの母音字につけます。
δράματος | βαίνετε |
くさび記号(キャロン、ハーチェク)[ˇ](wedge, caron, háček)は、記号のかたちのとおり やまがた[ˆ]とは逆で、ひくいオト(ˋ)から たかいオト(ˊ)にあがっていく「のぼり」調子をあらわしています。前半がひくくて後半がたかいともいえるでしょう。まずたかいところからさがって、それからあがるのではありません。IPA でそのような「くだりのぼり」をあらわす記号としてつかわれていたこともあったのですが、いまでは「のぼり」をあらわす記号になっています。この記号もギリシャ語では ながい母音か二重母音だけにつきます。二重母音につくときは、ギリシャ語のつづりとはちがって ひとつめの母音字につけます。
ギリシャ語のつづりでつかわれる鋭アクセント記号は発音としてはふたつのばあいがあるので、それぞれ発音記号がちがってきます。みじかい母音につくときは発音記号でもつづりとおなじ[ˊ]に、ながい母音か二重母音につくときは発音記号では[ˇ]になります。曲アクセント記号は、ギリシャ語のつづりと発音記号では名まえはおなじでも かたちはちがっています。でも、あらわしていることはおなじです。
ギリシャ語のアクセントは、アクセント記号がついているところだけがたかくなります。逆にいえば、アクセント記号がついていないところはアクセントがあるところよりひくくなります。音素(音韻)としてはこのようにただアクセントがあるところよりもないところがひくいといえばすむのですが、実際の音声としては、アクセントのまえにある音節よりアクセントのあとにある音節のほうがひくくなったようです(→「古典ギリシャ語のアクセントの発音:単語のアクセント」)。これを発音記号であらわすとすれば、たとえば μεγάλαなら[mēɡálà]となるのですが、この「中ぐらい → たかい → ひくい」というパターンはきまったことなので、そこまで発音記号であらわす必要はありません。発音記号ではいちばんたかいアクセントがあるところだけをしめします。それ以外のたかさのパターンはいわゆる約束事にふくめておきます。
http://www.wordplanet.org/(各国語聖書一覧)
http://www.wordplanet.org/gk/index.htm(各国語聖書一覧からギリシャ語のファイル)
旧約(Παλαιά Διαθήκη)-現代ギリシャ語・新約は(Καινή Διαθήκη)-Textus Receptus(1894)が記載
Johns Hopkins University
http://en.wikipedia.org/wiki/Johns_Hopkins_University
ジョンズ・ホプキンス大学 - Wikipedia
https://johnshopkins.collegiatelink.net/organization/WordPlanet
ジョンズ・ホプキンス大学のWordplanet
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Greek New Testament W/Modern Greek Parallel (Greek Language Study Series) (ギリシア語) ハードカバー – 1995/6
George A. Hadjiantoniou (著), James A. Gee (著)
ハードカバー: 1440ページ
出版社: Amg Pubs (1995/06)
言語: ギリシア語, Ancient Greek, 英語
ISBN-10: 0899571301
ISBN-13: 978-0899571300
発売日: 1995/06
商品パッケージの寸法: 12.7 x 4.4 x 17.8 cm
Koine Greek New Testament with accompanying Modern Greek text. Published in 1998, by AMG International, this resource provides a link between the classic writing of the Koine Greek period and the Modern Greek language spoken today.
現代ギリシャ語のテキストを伴うコイネーギリシャ語新約聖書。 1998年に出版され、AMGインターナショナルが、このリソースはコイネーギリシャ時代の古典的な書き込みと現代ギリシャ語の間のリンクを提供しています。
http://www.amgpublishers.com/main/index
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