日本語 - ウィキペディア（1）

 

日本語 - ウィキペディア

日本語（にほんご、にっぽんご）は、主に日本国内や日本人同士の間で使われている言語である。日本は法令によって「公用語」を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令（裁判所法第74条、会社計算規則第57条、特許法施行規則第2条など）において日本語を用いることが定められるなど事実上の公用語となっており、学校教育の「国語」でも教えられる。

使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部の住民など、約1億3千万人以上と考えられている^[5]。統計によって前後する可能性はあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。

日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする^{[注 1]}。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。

2013年1月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語に次いで6番目に多い。

目次

• 1 特徴
• 2 分布
• 3 系統
• 4 音韻
  • 4.1 音韻体系4.2 その他の記号
    • 4.1.1 母音体系
    • 4.1.2 子音体系
  • 4.3 アクセント
• 5 文法
  • 5.1 文の構造
    • 5.1.1 題述構造
    • 5.1.2 主語廃止論
  • 5.2 文の成分
    • 5.2.1 種類とその役割
      • 5.2.1.1 主語・述語
      • 5.2.1.2 連用修飾語
      • 5.2.1.3 連体修飾語
      • 5.2.1.4 接続語
      • 5.2.1.5 独立語
      • 5.2.1.6 並立語
    • 5.2.2 目的語と補語5.2.3 修飾語の特徴
      • 5.2.2.1 対象語（補語）
      • 5.2.2.2 状況語
  • 5.3 品詞体系5.4 名詞の格
    • 5.3.1 自立語
    • 5.3.2 付属語
  • 5.5 活用形と種類
• 6 語彙
  • 6.1 分野ごとの語彙量
    • 6.1.1 人称語彙
    • 6.1.2 音象徴語彙（オノマトペ）
  • 6.2 品詞ごとの語彙量
  • 6.3 語彙体系6.4 語種
    • 6.3.1 指示語の体系
    • 6.3.2 色彩語彙の体系
    • 6.3.3 親族語彙の体系
  • 6.5 単純語と複合語
• 7 表記
  • 7.1 字種
  • 7.2 方言と表記
• 8 文体
  • 8.1 普通体・丁寧体
  • 8.2 文体の位相差
• 9 待遇表現
  • 9.1 敬語体系
    • 9.1.1 尊敬語
    • 9.1.2 謙譲語
    • 9.1.3 丁寧語
  • 9.2 敬意表現
• 10 方言
  • 10.1 方言区画
  • 10.2 東西の文法
  • 10.3 アクセント
  • 10.4 音声・音韻
• 11 歴史
  • 11.1 音韻史
    • 11.1.1 母音・子音
    • 11.1.2 ハ行転呼
    • 11.1.3 音便現象
    • 11.1.4 連音上の現象
    • 11.1.5 外来の音韻
  • 11.2 文法史
    • 11.2.1 活用の変化
    • 11.2.2 係り結びとその崩壊
    • 11.2.3 終止・連体形の合一
    • 11.2.4 可能動詞
    • 11.2.5 受け身表現
  • 11.3 語彙史
    • 11.3.1 漢語の勢力拡大
    • 11.3.2 外来語の勢力拡大
    • 11.3.3 語彙の増加と品詞
  • 11.4 表記史
    • 11.4.1 仮名の誕生
    • 11.4.2 仮名遣い問題の発生
    • 11.4.3 漢字・仮名遣いの改定
  • 11.5 文体史
    • 11.5.1 和漢混淆文の誕生
    • 11.5.2 文語文と口語文
  • 11.6 方言史
    • 11.6.1 近代以前
    • 11.6.2 近代以降
  • 11.7 研究史11.8 日本国外の日本語
    • 11.7.1 江戸時代以前
    • 11.7.2 江戸時代
    • 11.7.3 近代以降
• 12 日本語話者の意識
  • 12.1 変化に対する意識
  • 12.2 若者の日本語12.3 日本語ブーム
    • 12.2.1 若者言葉
    • 12.2.2 若者の表記
      • 12.2.2.1 丸文字
      • 12.2.2.2 ヘタウマ文字
      • 12.2.2.3 ギャル文字
      • 12.2.2.4 顔文字
      • 12.2.2.5 絵文字
      • 12.2.2.6 小文字
  • 12.4 日本語特殊論
• 13 辞書
  • 13.1 古代から中近世
  • 13.2 近現代
• 14 脚注15 関連項目
  • 14.1 注釈
  • 14.2 出典
• 16 外部リンク

 続きを読む→日本語 - ウィキペディア（2）