先日アップした「朝顔の観察」の続きです。
小学一年生の娘が、夏休みの宿題として
朝顔の花の数を観察しています。
じっくり観察していると、
青い朝顔は、しぼんでしまうと紫色になる、ということに
リンが気がつきました。
はじめは、ふ~ん、そうなんだぁ、程度に
私も思っていたのですが、
朝顔の色水を作って、酸・アルカリの実験をするにあたり、
いろいろとネットで調べていたら、
なんと、花の中で、ものすごいことがおこっていることがわかりました。
あまりにもびっくりしたので、
以下の内容は引用になりますが、ご紹介します。
(参考にさせていただいたHPはこちらです)
自分が小学生の時には、花の色が変わるなんて、
少しも気がつかなかったなぁ。
そして、花の色を気にして観察するようにしたら、
時間が経つことによる変化だけでなく、
陽にあたっているかどうか(紫外線の関係?)でも、
花の色に差が出ることを発見しました!
おお~。大人になってから観察してみても、
新たな気づきがあって、本当におもしろいですね。
あと、帰省時の水遣りの問題ですが、
ママ友さんからは、
「毛細管現象の原理で、少しずつ給水するシステムを利用する」とか
「お風呂場に入れておく」というアイデアも頂戴しました。
う~ん、どうしようか、まだ悩みますが、
毎日観察していて、愛着がわいてきてしまったので、
車に積んで、一緒に帰省するかも、です (^^ゞ
=============青い朝顔が紫色に変色する件について=============
数件のHPを参考にまとめさせていただきました。
詳しくは、ご自分でも検索されてみてくださいね(^^)
・朝顔の中には、朝は青色で、時間の変化とともに紫色に変わっていくものがある。
(青い朝顔を観察できた人は、早起きさん)
・朝顔の色素(アントシアニン)は、
酸性側で赤(ピンク・赤紫)になり、アルカリ性側で青色になる。
・朝顔の花びらは、表と裏側のそれぞれ一番外側の細胞にしか色はついていない。
・咲くときに色がついた細胞の中にある、色素が入った「液胞」という袋のpHだけが上がる。
・pHがあがる(アルカリ性になる)のは、
液胞を取り囲んだ膜の上にあるタンパク質がポンプの役割をして、
液胞の外に水素イオンを追い出し、逆に陽イオンを運び込んでいるからである。
・イオンの交換をするのは、エネルギーがいるので、元気のよい細胞だけが行うことができ、
生き生きと咲いている時間だけ、青い色の花になる。
・色がついた細胞の、さらにその中の液胞の中の液体だけがアルカリ性になるので、
朝顔の花全体をすりつぶしてしまうと、弱酸性になって、絞り汁も紫色っぽくなってしまう。
・生きた朝顔の液胞の中のpHを測る微細な装置を発明して測定したところ、
pHは7.7であって、花全体をすりつぶしたpHは6.9だったそうです。
・花が赤っぽくなるのは、イオン交換をするエネルギーが不足するということの他に、
しおれて、細胞が死んでしまい、細胞と細胞を分けている膜に穴があいて、
内側の液と混じり合ってpHが下がってしまうことも原因になる。
・ポンプの役割をするタンパク質をつかさどる遺伝子は、
ツボミが開くときにだけ働いて、液胞のpHを上げる。
小学一年生の娘が、夏休みの宿題として
朝顔の花の数を観察しています。
じっくり観察していると、
青い朝顔は、しぼんでしまうと紫色になる、ということに
リンが気がつきました。
はじめは、ふ~ん、そうなんだぁ、程度に
私も思っていたのですが、
朝顔の色水を作って、酸・アルカリの実験をするにあたり、
いろいろとネットで調べていたら、
なんと、花の中で、ものすごいことがおこっていることがわかりました。
あまりにもびっくりしたので、
以下の内容は引用になりますが、ご紹介します。
(参考にさせていただいたHPはこちらです)
自分が小学生の時には、花の色が変わるなんて、
少しも気がつかなかったなぁ。
そして、花の色を気にして観察するようにしたら、
時間が経つことによる変化だけでなく、
陽にあたっているかどうか(紫外線の関係?)でも、
花の色に差が出ることを発見しました!
おお~。大人になってから観察してみても、
新たな気づきがあって、本当におもしろいですね。
あと、帰省時の水遣りの問題ですが、
ママ友さんからは、
「毛細管現象の原理で、少しずつ給水するシステムを利用する」とか
「お風呂場に入れておく」というアイデアも頂戴しました。
う~ん、どうしようか、まだ悩みますが、
毎日観察していて、愛着がわいてきてしまったので、
車に積んで、一緒に帰省するかも、です (^^ゞ
=============青い朝顔が紫色に変色する件について=============
数件のHPを参考にまとめさせていただきました。
詳しくは、ご自分でも検索されてみてくださいね(^^)
・朝顔の中には、朝は青色で、時間の変化とともに紫色に変わっていくものがある。
(青い朝顔を観察できた人は、早起きさん)
・朝顔の色素(アントシアニン)は、
酸性側で赤(ピンク・赤紫)になり、アルカリ性側で青色になる。
・朝顔の花びらは、表と裏側のそれぞれ一番外側の細胞にしか色はついていない。
・咲くときに色がついた細胞の中にある、色素が入った「液胞」という袋のpHだけが上がる。
・pHがあがる(アルカリ性になる)のは、
液胞を取り囲んだ膜の上にあるタンパク質がポンプの役割をして、
液胞の外に水素イオンを追い出し、逆に陽イオンを運び込んでいるからである。
・イオンの交換をするのは、エネルギーがいるので、元気のよい細胞だけが行うことができ、
生き生きと咲いている時間だけ、青い色の花になる。
・色がついた細胞の、さらにその中の液胞の中の液体だけがアルカリ性になるので、
朝顔の花全体をすりつぶしてしまうと、弱酸性になって、絞り汁も紫色っぽくなってしまう。
・生きた朝顔の液胞の中のpHを測る微細な装置を発明して測定したところ、
pHは7.7であって、花全体をすりつぶしたpHは6.9だったそうです。
・花が赤っぽくなるのは、イオン交換をするエネルギーが不足するということの他に、
しおれて、細胞が死んでしまい、細胞と細胞を分けている膜に穴があいて、
内側の液と混じり合ってpHが下がってしまうことも原因になる。
・ポンプの役割をするタンパク質をつかさどる遺伝子は、
ツボミが開くときにだけ働いて、液胞のpHを上げる。
おもしろいですね1!
アジサイの色が、土壌のpHに影響を受けるというのは聞いた事がありました。
(pHの影響で)補助色素のアルミニウムがイオン化するかどうかが、アントシアニンの色味に影響するのだそうです。
義母がアジサイ好きなので、うちの母屋周辺にはたくさんの株が植わっていて、各々に色を変化させながらシーズンを楽しませてくれます。
朝顔も、そんな風に色を変化させていたのですね~!
知らなかったなぁ、奥の深い花だったんだぁ。
観察して気付く洞察力を持ったリンちゃん、すごいっ(^^)
小学生の宿題って、侮れないのね(笑)
わたしも、娘が就学したら一緒に興味の心で観察してみたいと思います!
素敵な発見をお知らせ下さってありがとう~~!!
いつもコメントありがとうございます。
さっそく、またまたのマニアックネタに賛同してくださって、嬉しいです(^^)
アジサイも色がpHで変わりますよね。
アルミニウムイオンが関係していたのですか。
知りませんでした~
朝顔の観察も、大人になってじっくりしてみて、
新たな発見がありました。
ひょどさんも観察してみてくださいね~ (^^)