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本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

フィギュアスケート グランプリシリーズ アメリカ大会 2016 女子。

2016年10月25日 | フィギュアスケート。
ショート。


浅田さんは非常に着実に仕上げてきた。危なげなし。
不協和音な曲調で、いつもと違う感じ。そこが新鮮。衣装も合ってる。
3アクセルも跳ばないということで、ステップで魅せるプログラムですな。スピンがちょっと個性的なポジション。
充実した表情を久々に見た気がして嬉しい。
しかしステップでレベル4を取れなかったという。浅田真央のステップと言ったらお墨付きだと思うのだが、
いつものようにやってレベル4にならないのはなぜか。原因を究明しないと今後支障が。

ゴールドものっている。充実感がある。
強いアメリカ女子の系譜。

村上佳菜子。曲がけっこう好きだな。カルメンっていうから曲もカルメンだと思った。
振付も細かくて充実していると思う。

三原舞依。スピードがあるね。シニア初参戦、気負わず、のびのび軽やかに滑れている。
音はもう少し拾って欲しいけどなー。
ええっ!浅田さん、ゴールドより上!?

安定のワグナー。まあいつも通り力強いよ。少し点差はあいたね。



※※※※※※※※※※※※


フリー。


村上佳菜子はもう少し楽し気なプログラムで滑った方がいいんではないか。本人的にも点数的にも。
きれいに滑っているんだけどなー。全体的に決して悪いと思わないんだけど、この人点数出ないんだよね。
ここっていうところもないんだよねー。そういう状態でジャンプが抜けるのはイタイ。

浅田さんは去年と違って、非常に余裕を感じる。
にもかかわらず、だいぶ中盤のジャンプが乱れた。良くも悪くも去年とは違う精神状態な感じ。
去年の追い詰められた感はだいぶ減ったが、結果が出ないだけに悪い意味で振り切れてしまったのではないかと心配になる。
ステップなー。何が悪くてレベル4が取れないんだろう?
難易度下げてるわけでもないんでしょ?

マライア・ベルという人が素晴らしい滑り。落ち着いていて、体を十分に伸ばしてラインをきれいに出している。
強さと優美さのバランスが大変いい。アメリカ勢の若手は久々か?
「エデンの東」聴くと町田のプログラムが懐かしくなるなあ。

三原舞依。
初出場銅メダル自体は大変めでたく、おめでとうというにやぶさかではないのだが、
……え?そうなの?というとまどいの方を強く感じる。3+3はきっちりきれいだったが。
フリーは、他のベテランがジャンプ失敗多かったしわからないではないが、
ショート2位って、どこが2位だったんだろうかと正直疑問。
難しいプログラムだったの?

ワグナー。
エキシビで優しい感じのプログラムで滑っていたので、試合でもこういう曲調で滑ってみればいいのにと思っていた。
いつもガツガツした感じの振付だから、新鮮味がなかったもんね。
新鮮味があって、いつものワグナーの安定感だからあっさり金もむべなるかな。
この人、2年くらい前まではなかなか点数が出ない人という印象があったんだけど、
去年くらいから急に点数が出るようになりましたね。

ゴールドはだいぶ転んだ。
衣装が、肌の色とあまりに同じで映えない気がするなあ。いつもとてもきれいな衣装だと思って見ているんだけど、
今回は感心しない。



そして女子はあっさり終わってしまうのであった。
アメリカ大会は初戦ということもあるから、例年そういう傾向はあるんだけど、今回は特にあっさり感があったな。
ちょっと目新しいといえばマライア・ベルくらい。
まあこれから毎週GPシリーズおよび全日本で、年末までずっと視聴するこっちも大変なので、
あっさりで終わってくれてアリガタくないこともないですけれども。
こんなことを言うのなら見なくてもいいんではないかとも思うが、うーん、ねえ。



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