プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

☆< プーと大人になった僕 >

2018年09月26日 | ☆映画館で見た映画。
期待以上でもなく以下でもなく。いや、若干良かったかな。

ユアン・マクレガーはいい役者だと思うのだが、作品の選択という点ではどうも……
ユアンはわたしにしては多く見てる方の役者だが、
「ムーラン・ルージュ」はいいとして、「スター・ウォーズ」も「チャーリー・モルデカイ」も、
映画としては今一つ。後者なんかは今10つ。
映画としてまあまあ好きだった「ミス・ポター」もユアンの真骨頂が味わえるという作品では
ないんでしょう?

「トレイン・スポッティング」なんかで評価が高いんだろうけど、ああいう系統の映画は見ないしな。
「ヤギと男と男と壁と」はけっこう面白かった記憶があるが、単館系ですよね。
別に単館系が悪いというわけではないが、代表作とも言えず。
「美女と野獣」はすごくいい映画だと思ったが、声を代表作とも言えず。

彼の作品の選択眼という意味で本作はあまりアテにはしてなかった。
でもわたしの大好物のイギリス物だしね。多少話としては退屈でもそっちの部分で楽しめるでしょう。
そういう意味では予想通りの作品。

とにかくイギリス!を楽しめた。
そうですよね。うんうん。ヒースの荒野ですよね。ちょっと前の時代のロンドンの街並みですよね。
歩きやすい森ですよね。そしてきっとここは実際のプーの橋。

実は「くまのプーさん」はディズニーのキャラクターとして知っているだけで、
話はちゃんと知らないのであった……。
なので、彼らはぬいぐるみなの?実動物のつもりのCGなの?と、けっこう悩んでいた。
彼らはぬいぐるみなんですね。
ちょっと薄汚れた&擦り切れた感があり、リアル。


話には特筆すべきものはないが、役者は良かったです。
ユアンは外国人にしてはいつまでも老けないねえ!――という言い方も偏見かもしれないが、
東洋人に比べて西洋人はやはり早く老ける傾向にあると思う。
それなのに47歳でこれですよ!特筆すべき可愛げ。
奥さん役をやったヘイリー・アトウェルなる人もイギリス物らしい味の人。
ゲイティスが悪役で出ていたのがいかにも、でしたね。あれですよ。シャーロックのお兄さん。


まあ楽しく。中どころの作品として楽しく見ました。
ただ名作や良作かというと……。イギリス好きなら楽しめます。



















時間がなくて100エーカーの森は歩けず、プーの橋までは行けなかった。






コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽天イーグルス2軍、9月2... | トップ | ◇ 梨木香歩「冬虫夏草」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

☆映画館で見た映画。」カテゴリの最新記事