ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

俳句の会

2010年07月31日 | 俳句
ほじゃるが生まれて3ヶ月の頃「俳句をやってみませんか?」とのお誘いを受けた。
日本の句会やインターネット句会で俳句をされていたりんさんが、
このアンカレッジでも仲間を募ろうと始めた会の2回目から参加させてもらっている。


それまで、俳句に興味はあったけれどきっかけがなかった。
実は、母が俳句を詠む。伯父や伯母、祖父も俳句を詠んだという。
8人兄弟の中にあって母は一人短歌をやっていたのが、私がアラスカに移った頃から俳句に転向した。
里帰りするたびに、「吟行だ、句会だ」と夢中になっている母がいた。
当時の私は「銀行?なんでそんなに銀行に?」くらいにしか思っていなかったんだけど、
とにかく母が俳句にのめり込んでいるのはよくわかった。
それに、素人の私に批評を求めるのである。
私もいろんなルールは知らないくせに、母が相手だから言いたい放題感想を言っていた。
それで、なんとなく俳句の感覚を学んでいったんだと思う。

ほじゃるが生まれてからは、毎日が新しいことの連続だ。
日記をじっくり書く暇もなく、写真で撮りきれない何気ない情景や気持ちを形にするのに、
俳句がしっくりきた。


俳句の会は、メンバーの出入りもありここ1年ほどは6人のメンバーで落ち着いている。
メンバーは多才な人ばかり。料理の腕前が本格的だったり、アーティストや詩人もいる。
パッと見はみんな普通の主婦なんだけどね。
それにママ友たちはほとんど年下だけど、この会では私の年齢は真ん中辺。
更年期障害だとか老眼だとかそんな話題の先輩もいて、とっても心強い。
俳句の会なんだけど、合唱部あり、新聞部あり、出版部あり、さまざまな研究会ありで面白い。
知的好奇心が満足させられる、なんて書くと格調高き集まりのようだが、
実はかなりゆる~い、そしてよく笑う会である。
俳句に関しては、みんなりんさんにお尻をたたかれなければ作らないし、
毎回「短冊はどっちに回すんだっけ?」だしね。
忙しかったりんさんが俳句モードに切り替わったので、ようやく句集3号の編集も始まったので乞うご期待!

これは句集の1号(2007年)と2号(2008年)。




昨日は久々の句会だった。
子供たちは子供同士で遊んでくれるので楽チン。
バナナが集団で腹筋をしているなんて句も出て、おなかがよじれるくらい、涙が出るくらい笑わせてもらった。

本当にいい仲間、いい友達に恵まれて感謝!
母にもね!








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花盛り

2010年07月30日 | 日記
毎年ベランダのプランターに花を植える。
日が長くて気温が暑くなり過ぎないせいか、なんと5月末から9月半ばまで楽しめる。
うちは南向きなので、最初にいい土さえ入れておけば、水遣りだけでぐんぐん伸びる。
今年はほじゃるの希望でピンクのペチュニアと黄色いマリーゴールド、紫のロベリアを植えた。
黄色は「スポンジボブ」の色で、ピンクはその友達「パトリック」の色だそうだ。
(「スポンジボブ」についてはまた改めて・・・。)
私個人としては、薄紫色のパンジーとかが好きなので、遠慮がちに紫のロベリアを加えてみた。
ところが、ペチュニアがものすごい!パトリック大増殖!!!
もうジャングルみたいで他の花が見えなくなりピンク一色になってしまった!
一体どこまで伸びるのだろう???

上から2番目、向かって左側がうち。



部屋の中から見ると、みんな後ろ向き。



横から見ると、こんな感じ。



雨が続いてついため息をついてしまうと、
「うちのお花たち喜んでるね。」とうれしそうにほじゃるが言う。
ほ、ほんとだね。
雨に、花に、太陽に、そしてほじゃるに感謝!
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最近のほじゃる語録

2010年07月29日 | ほじゃる作品と言葉
最近、絶句させられたこと。

1.パープル系のアイシャドウをつけている私に、
  「ママ、今日は水色のTシャツだから青く塗った方がいいよ。」
  そ、そうですね・・・。(汗)


2.朝、カーテンを開けて外を見ているほじゃるにお天気を聞いたら、
  「びみょ~だねぇ。」
  たしかに・・・・。


3.「どっちの手に入ってるか~?」



  って言われてもねぇ・・・。
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必要な物は・・・・。

2010年07月28日 | 日記
月曜日、Miちゃんを送って帰ってきたら駐車場で隣のHさんに会った。
車を降りてエレベーターホールに向かう私達の前に、少し遅れて帰ってきたHさんの車がキキキッと斜めに停まり、
運転席と助手席からHさんと奥さんが同時に降りてきた。
まるで事故現場に到着した捜査官みたいだ。
「何事?」とビビッている私たちにHさんが、
「魚いりますか?」と一言。
そうか、釣りから帰ってきたのか。
Hさんは釣りは好きだけれど、魚は嫌い、どうぞいくらでも差し上げます、という奇特な方である。
あっ、でもイクラはお好きなのでくれないけどね。
もちろん「いりますっ!」こんな時は遠慮してる場合じゃない。

そして頂いたのが、こんなに大きなレッドサーモン!(ワインはフルサイズのボトル!)



身は惚れ惚れするような紅である。

実は、今年は夫の仕事が忙しく我が家の釣果はゼロ。
釣りに行かなきゃ釣れないもんね。
アラスカに移って以来、鮭は釣るもの、買うものじゃない!という頭があって
鮭を買うことはプライドが許さない!(ってほど釣り師ではないんだけど。もらうのは可だし。)

で、今年は6月にシアトルから遊びに来た友達が釣って宿泊代にと残していった切り身を頂き、
先日anさんからチャムサーモンの半身を頂き、それを粕漬けにしたのをちょうどお昼に食べ終わったところだったのだ!
なんというグッド・タイミング!

なんというか、必要な物は必ず与えられる。
欲しいと思った物は、それが本当に必要な物であれば、不思議とどこかしらか回ってくるのである。
ほじゃるが生まれて以来、特にそうだ。
大切なのは感謝の気持ちを忘れないこと、でしょうかねえ・・・。



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食事会

2010年07月26日 | 日記
週末は雨、雨、雨・・・。
土曜日には、日本人会の夏祭りがあったけれどパッとしなかった。
まっ、夫の暇つぶし用文庫本10冊2ドルと、
ほじゃるにヨーヨー(お祭りで売ってる水の入った風船)を無料でGETできたのでよしとするか。


今日日曜日は、AshaちゃんとMちんが遊びに来てくれた。
お昼を一緒に食べて、夏の遊びの作戦会議をした。
Asha家もうちも夫の仕事が忙しくなると留守がちになり、母子家庭になってしまう。
そんな時、お互い呼んだり呼ばれたりして一緒に食事をする。
そうすると不思議と二人っきりで食べてるより3倍も4倍もおいしく、楽しくなるんだよね。

Ashaちゃんと私は干支が同じ。つまり一回りも違うのだが、それを感じさせずに付き合ってもらって本当に感謝です。
ほじゃると3ヶ月先に生まれたMちんもとっても仲良し。
最近遊び方が男の子っぽいこと、女の子っぽいことに分かれてきたけれど、いつまで仲良く遊べるかな。
できたらずっとずっと仲良しでいてくれるといいんだけどね。

ちなみに今日作ったのはこれ。



トマトと卵の温そうめん。
トマトの酸味とごま油の香り、ふわふわ卵の取り合わせがなかなかいける。
簡単に作れて結構評判がいい。

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