高楊枝MIND

『武士は食わねど高楊枝』 そんな気概をもって生きて行きたいです。

「介護をやめる」選択肢も 離職は年間10万人 “施設に入れる”後ろめたくない 自分の人生最優先に考えて

2017年10月01日 14時27分21秒 | 仕事
「『介護をやめる』選択肢も 離職は年間10万人 “施設に入れる”後ろめたくない 自分の人生最優先に考えて」(10/1(日) 6:30配信 西日本新聞)

ごもっとも…

その通り…


でも、そう言ってもらっても、自分で見るしかない現実もある。


やっぱ介護費用高いんだよね…


在宅でサービスを利用するなら、なんとか支払えても、グループホーム、有料等の施設入所は月に15万円以上はかかる。地域差はあるけど、都心へ行けば行くほど1ヵ月の値段はかかる。高ければ、20万はいくだろう…ましてや、紙おむつや医療費等がそれに加わって更に高くなる。
特養だって、下手にユニット型だとしたらやっぱ高いし、タイミングよく順番も回ってこない…


うちの両親が生きていた頃、施設も考えたが、1か月20万円近い金額に当人の年金では支払いきれず、やむやむ退職して在宅で介護していた自分がいる。

介護保険前からこの畑で仕事をし、サービスも普通の人より知っていた自分が退職しか選択できなかった現実もある。

「介護をやめる」選択肢があるというのは、私も常套句で話すことがあるが、現実はなかったりする…

年金自体が少なく、生保にも満たない人はしんどい…

利用者との別れ…

2017年10月01日 04時22分57秒 | 仕事
利用者が亡くなった…


仕事上の関係だし、今まで何度も何度も利用者の死は見てきた。


死に対して慣れたとうそぶくこともあるが、実は毎回毎回、何だか泣けるんだわ…

棺桶に花を添えるときや火葬場に入る直前は、どうにもこうにもいただけない…

涙腺が弱くなったのかな…

前よりも、我慢できないなあ~


勿論、接点や相性等々、その利用者との関係性もあるとは思うが…

いつもいつもこれだけは、昔から慣れないな…


骨を拾いながら、「お疲れさまでした」「ありがとうございました」と見送る…