高楊枝MIND

『武士は食わねど高楊枝』 そんな気概をもって生きて行きたいです。

抑制着。

2005年11月03日 07時52分48秒 | 仕事
最近、抑制着の話をある看護・介護職の人とした。認識の違いを感じた。抑制着。つなぎという人もいる。つなぎのように上下ひとつなっている服。チャックで脱ぎ着ができる。中には脱がないようにチャックに鍵がついているものある。昔はオムツはずしや便いじりがあるからとかの理由で安易に着せていた。勿論、抑制着が必要な場合も想定する。皮膚疾患がひどくどうしてもかきむしってしまうなど、やむ終えず抑制着を着せる。そんな場合もある。しかし、今も便いじり程度で抑制着を着用するのが当然のごとくあるのに驚いた。某施設では普通の会話だった。抑制着もいろいろな種類がありバラエティーに富んでいると・・・。正当化さえする。いあや、驚いた。この話は介護保険前には絶滅していた会話だと思っていたが、未だ平気で抑制着を着せているとは・・・。見た目の悪さは勿論、実際に着てみれば分かるが、暑いし体温調節も厳しい。まして、トイレに行くときの不便な事。鍵つきなどやられた日にはたまらない。自分でトイレにいけないから・・・。行かせないようにしている。決め付けの介護。私は正義ぶっているのではなく、私にはそんなことをして欲しくないだけ。自宅で家族がやむなく着けるのと、施設やサービスの場でつけるのとはわけが違う。最近、とある会話でカルチャーショックを受けた。