ダルフールのAU停戦監視団に撤退要求 スーダン政府
2006年09月04日21時18分
スーダン西部ダルフール地方の紛争で、停戦監視にあたっているアフリカ連合(AU)に対し、スーダン外務省のイブラヒム報道官は4日、「9月末までに撤退すべきだ」と述べた。AFP通信などが報じた。
スーダン政府はAU部隊に代わって、政府軍を同地方に増派して治安維持にあたる方針。しかし、政府軍の一部がダルフールで住民迫害に加担したことから、米国などから「中立性に欠ける」などと批判が出ている。
AUは7千人規模で停戦監視を続けてきたが、資金難などで十分な活動ができないとして、国連平和維持活動への引き継ぎを決定。国連安保理は8月末、ダル フールを含むスーダンに3万人規模の国連部隊を派遣することを決めた。スーダン政府は「主権が侵害される」として、拒否の意向を示している。【過去記事】 保守記事.16 海外も見てみよう
保守.16-2 海外も見てみよう
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