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保守記事.239-38 傷口は、自分で広げた。

2009-04-23 12:21:11 | 記事保守

農林中金、赤字6200億円 3月期、積極投資が裏目


 農林中央金庫は09年3月期決算で、単体の経常損益が6200億円程度の赤字に陥る。赤字は住宅金融専門会社(住専)の処理に追われた96年3月期以来 13年ぶりで、赤字幅はこれまでで最大。ただ、JAグループから2兆円近い資本を調達したため、財務の健全さは保たれる。

 世界的な金融危機で、保有する証券化商品が大きく値下がりしたのが響いた。農林中金は、債権などの資産を裏付けにした証券化商品を08年12月末で約6兆円分保有。高収益を支えてきた98年以来の積極的な投資が裏目に出た。

 決算見通しの修正を近く発表する。これまでは1千億円の経常黒字を予想していた。3527億円の黒字だった前期からの悪化幅は約1兆円に及ぶ。純 損益も最大5800億円の赤字で、09年3月期では日立製作所の連結赤字予想(7千億円)に迫る。出資金への配当はゼロになる見通し。

 大幅な赤字が避けられないとみた農林中金は、すでに3月末までに資本を増強。都道府県単位の信用農業協同組合連合会(信連)に、株式会社の普通株の一種にあたる「後配出資」を引き受けてもらうなどして、計1兆9056億円を調達した。

 財務の健全性を示す自己資本比率は、国際展開する銀行の最低基準の8%を上回る14%程度(単体)に達し、前期の12.55%より高くなる見通し。証券化商品を投げ売りせずに元金と利息の償還まで持ち続け、その間の含み損を身内の巨額増資でしのぐ戦略だ。

 業績悪化の責任を取って元農林水産事務次官の上野博史前理事長は3月末に辞任。初の生え抜きトップが就任している。09年3月期で巨額赤字を出す背景には、損失処理を前倒しし、今後の業績への影響を和らげる狙いもある。

 農林中金は、全国約800の農協や信連の余資を運用。預かる金利を高めにすることなどで、年間3千億円程度を農協や信連に還元している。新経営陣は、こ の水準を保つことを最重要の公約にしており、当面、農協・信連への影響は小さいとみられる。ただ、農協・信連に収益を戻すのを優先するため、今後2~3年 間の農林中金の利益はほとんど上がらない見通しだ。

 国内金融機関の09年3月期決算見通しでは、三井住友フィナンシャルグループ(FG)が3900億円の連結純損失に陥ると発表。三菱UFJFG、 みずほFGも大幅赤字になる見通しだ。野村ホールディングスも、08年4~12月期決算で4923億円の純損失だった。(吉原宏樹)


農中:欧米のABSに3兆円追加投資へ-サブプライム余波で妙味(3)

10月24日(ブルームバーグ):農林中央金庫は資産担保証券(ABS) などの証券化商品への投資を大幅に拡大する方針を明らかにした。サブプライ ム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の間接的な影響で価格が下落して いるクレジットカードなど優良債権を担保とした証券化商品の魅力はむしろ高 まったと判断、欧米のABSに2007年度下期に2兆-3兆円規模を追加投資 する。

  二岡俊之債券投資部長がブルームバーグ・ニュースの取材で述べた。サブ プライム関連以外のクレジットカードや自動車ローンなどのABSを中心に積 み上げる。3月末時点の農中の証券化商品への投資残高は4兆3319億円。二 岡氏は「デットの魅力は高まっており、クレジット資産の積み上げが下期のカ ギ」として、残高を過去最高の7兆円超に拡大したい考えだ。

スプレッド拡大でABSに投資妙味

農中ではサブプライム問題を背景に、実際のデフォルト(債務不履行)リ スク以上に価格が下落している優良なABSは、逆にスプレッド(基準金利へ の金利上乗せ幅)が拡大している分、投資妙味があるとみている。サブプライ ム関連投資では9月末時点で500億円の評価損が発生しているというが、こう した追加投資により運用収益の拡大を狙う。

JPモルガン証券の中空麻奈クレジット調査部長はABSなどへの投資に ついて「スプレッドは明らかに乗ってきており投資妙味は高い」と指摘。その 一方で「サブプライム問題が長引くなかで米景気に悪影響が及び、消費者のク レジットカードや自動車ローンの支払い遅延のリスクも考えられスプレッドが さらに広がる懸念もある」との見方も示した。

ブルームバーグ・データによると、クレジットカードを担保としたトリプ ルA格のABSのスプレッドは6月末時点の5.27bp(1bpは0.01%)か ら9月末には58.62bpにまで急拡大。自動車ローンを担保としたダブルA格 のABSのスプレッドも6月末時点の13.47bpから9月末時点で87.76bp にまで大きく拡大している。

サブプライム関連では損失

  国際分散投資を進めている農中の3月末時点の運用残高は約51兆円あり 国内で最大規模の機関投資家。運用資産の構成比率は債券60%、株式11%、 クレジット投資などが29%をそれぞれ占める。長期金利が6月に一時1.9%台 に上昇したこともあり、上期に円債を約1兆円売却し債券の投資比率を落とし た。その分を下期に海外のABSなどへの投資拡大に回すことになる。

  一方、二岡氏によればサブプライム関連のABSや債務担保証券(CD O)への投資残高は約5000億円、9月末時点で約500億円の評価損が生じて いる。ただ、減損処理を必要とする水準ではなく、仮に損失を実現させても有 価証券の含み益が2兆円規模あるため「十分に吸収できる」と説明。サブプラ イム関連投資の商品格付けはトリプルA格かダブルA格が大半という。

  米メリルリンチなどの世界の大手金融機関は住宅ローン担保証券などの評 価額を少なくとも210億ドル(約2兆4000億円)以上引き下げるなど大きな影 響が出ている。国内金融機関では野村ホールディングスが今月、7-9月期で 730億円の損失が生じ、1-9月の累計損失額は1456億円に上ると発表。主要 邦銀8行の7月末時点でのサブプライム関連損失は合計で200億円規模に上る。

  証券化商品の投資残高は3月末時点でみずほフィナンシャルグループが4 兆2519億円、三菱UFJフィナンシャル・グループが3兆3490億円ある。農 中が証券化投資の残高を7兆円まで拡大すれば、メガバンクを大きく上回る規 模となる。

記事に関する記者への問い合わせ先: 東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki isuzuki@bloomberg.net 東京 日向 貴彦 Takahiko Hyuga thyuga@bloomberg.net


3兆円規模のナンピンですか・・・ -日本アンチキムチ団

保守記事.239-18 10年は尾を引く
保守記事.239-19 そこまで甚大な。。。。
保守記事.239-19-2 世界恐慌、にはならないだろうが。。。。
保守記事.239-19-3 money change me crazy
保守記事.239-19-4 更に尾を引く。。。。
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