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保守記事.257-10 結局、解決できないんだって!

2007-12-17 12:03:54 | 記事保守

薬害肝炎患者 「未提訴・期間外」に5億円

国側が支援金案 原告側は拒否

 血液製剤「フィブリノゲン」などを投与され、C型肝炎ウイルスに感染させられたとして、患者らが国と製薬会社に損害賠償を求めた薬害C型肝炎集団 訴訟で、国側が、大阪高裁が示した和解骨子案では救済対象から外れている未提訴の患者についても、「活動支援金」の名目で計5億円を支払う修正案を原告側 に打診したことが16日、分かった。

 原告側の求める「全員救済」を目指した形だが、原告側は同日、「被害者を線引きすることに変わりはなく、全員救済の意味をはき違えている」として受け入れ拒否を表明。和解交渉は引き続き難航しそうだ。

 原告側が同日、東京都内で記者会見して明らかにした。国側からの打診は15日夜にあり、原告側は16日に原告団・弁護団会議を開いて正式に拒否を決定、国側に伝えたという。

 同訴訟を巡っては、今月13日に大阪高裁が和解骨子案を示し、今年3月の東京地裁判決で被告側の法的責任を認めた期間(フィブリノゲンで1985 年8月~88年6月、第9因子製剤で84年1月以降)に投与を受けた患者には、未提訴者も含め、症状に応じて4000万~1200万円(弁護士費用を除 く)を支払うことを提案。この期間から外れた患者の場合、和解成立時までに提訴した人には「訴訟遂行費」として一括して約8億円を支払うが、未提訴者は救 済されない内容になっていた。この骨子案について、原告側は13日に拒否を表明した上で、政治決断による国側の譲歩を要望。福田首相は舛添厚労相に、解決 案の検討を指示していた。

 大阪高裁は原告・被告双方に対し、今月20日までに骨子案に対する回答を求めており、国側は、東京地裁判決の範囲外で未提訴の患者についても一定 の金額を支払うことで、「全員救済」として和解を成立させたかったと見られる。しかし血液製剤の投与時期や種類、提訴時期に関係なく一律救済を求めてきた 原告側の考えとは隔たりがあった。

 この日、会見した原告の福田衣里子さん(27)は「命に差をつけるような提案は納得できない」と話した。



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