ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

獲物?は怪我をした鳩でした

2010年03月23日 | ウマさんの釣り三昧
2010年3月23日(火)

先週の日曜日(3月14日)、鹿島港公園にメバルでもと、釣りに出かけた。
最初に北新堤の様子を見に行き、車に戻ろうとした時のことである。
1羽のカラスが何やら鳥のようなものを襲っているではないか。
襲われている鳥はバタバタと羽ばたいていて、回りには鳥の羽が散乱していた。

急いで駆け付けてみると、襲われていたのは鳩であった。
カラスが鳩を襲うのを観たのは初めてだ。カラスは意外と獰猛なのだなとその時思った。
カラスを追い払って、鳩を捕まえてよく見ると、羽の部分を怪我していた。
怪我をして飛べずにいたから襲われたのかどうかは定かではない。

羽には血が滲んでおり、自分の手にもその血がべっとりと付いたほどである。
尻尾の羽が何枚か抜け落ちており、とても飛べる状態ではない。
しかし、命に別条はなさそうである。

カラスは、せっかくの獲物を横取りされたのが悔しいのか、未練がましく近くの電線に停まってこちらを見ていたが、そのうち諦めていなくなった。
しかし、鳩をそのままにしておくとまたカラスに襲われかねないので、家に連れて帰ることにした。

鹿島港公園に移動して釣り糸を垂れてみたが、当りも全くなかったので、早々に引き揚げた。

翌日、ジョイフル本田のペットセンターに行き、野鳥病院などの所在を問い合わせたが、土浦・つくば近辺には心当たりがないとのこと。
とりあえず鳩の餌(500円)を買い求め、怪我が治るまで家で面倒を見ることにした。
元気になって放せばレース鳩のことだから、飼い主の元へ帰るだろう。
 

水と餌を与えると、よほど喉が渇いていたと見え、勢いよく水を飲み餌も食べ、少し元気を取り戻したようだ。


週末になり、怪我のほうも大分回復したようである。
そろそろ放すことにしようと思ったが、念のため脚に脚環が付いていたのでネットで調べることにした。
JPN09 EM 06667 とある。

直接番号のみを入力しても不明だったので、”迷い鳩”で調べると、「日本鳩レース協会」管理のものと分かった。
これとは別に「日本伝書鳩協会」が管理する番号もあり、その番号は、NIPPON 2009 xxxxxx となっている。
番号から”迷鳩担当者”が判明する仕組みになっている。

日本鳩レース協会の受付は平日のため、23日になって日本鳩レース協会に問い合わせた。
番号を伝えると、飼い主を教えてくれた。横浜の人であった。
飼い主に電話し、こちらの住所電話番号を知らせると、引き取り業者に伺わせると言う。
その日一日自宅で待機していたが、業者からの連絡はなかった。
翌日(24日)午後になって、宅配業者(日本通運)が専用の段ボール箱を持って引き取りに来た。
早ければ明日にも飼い主の元に届けられるだろう。
とんだ獲物だったが、これで肩の荷が一つ降りた。

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