ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

歴史を感じる 1番札所「杉本寺」

2009年10月21日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年10月21日(水)


この日は、「KDD友歩会」のウォーキングが鎌倉であり、「杉本寺」に寄ることになっていたため、坂東33観音霊場巡りとしてお参りした。
杉本寺の入り口は緑に包まれており、上は全く見えない。


石段を上って行くと仁王門が見えてきた。


朱塗りの仁王像はかなり古く、埃を被っていたが、力強さが感じられた。
 

仁王門をくぐると正面に本堂に通じる石段があるが、生い茂った苔を保護するために通行止めになっている。
今は左脇に別に石段があるのでこちらから上る。


萱葺き屋根の本堂
天平六年(734年)に行基菩薩が十一面観音を安置して創建したのに始まると伝えられる。
鎌倉で一番古い寺でもある。源頼朝により建久二年(1191年)に再建された。
本尊の十一面観音立像が3体安置されている。
うち2体は重要文化財に指定されているが、なぜか行基作とされる像は重要文化財としては指定されていない。


本堂横には五輪塔が所狭しと建てられている。
南北朝時代、北畠顕家との戦乱で敗れた斯波一族の供養塔で、静かに互いに寄り添っているようだ。


五輪塔群の脇には七地蔵尊があり、真っ赤な前掛けをしたお地蔵さんが並んでいた。


本堂右手前ろに鐘楼があった。
残念ながら撞くことはできなかった。


本堂右手奥のほうに熊野・白山権現社が祀られていた。


本堂から下るときに見えた近くの家並み。
かつては寺の周りには何もなかったものと思われる。時代の流れを感じる。



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