ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

続関東ふれあいの道(茨城)No.2 杉林の美を満喫

2011年08月11日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2011年8月11日(木)


一昨年から1年3カ月をかけて「関東ふれあいの道」(茨城県18コース全255Km)を踏破し、
県から認定証と記念品を受領したのは2011年2月初旬のことである。
その時の参加者のほぼ全員から、『季節に相応しいコースをもう一度歩きたい』という声が上がり、
「続関東ふれあいの道を歩く会」と称して月1回コースを選定し、歩くことにしたものである。

第4回目となる今回は、杉林の美を堪能する、ということで、
「関東ふれあいの道」コースN0.2(塩子支所バス停から道の駅「かつら」まで)を歩いた。
昨年は道の駅「かつら」から塩子支所バス停を歩いたので、今回は逆のコースを歩くことにした。

集合場所は、那珂川沿いの城里町の道の駅「かつら」 だ。


道の駅「かつら」は、この日のゴールでもある。
後方に見えるのは御前山(154m)


車に乗り合わせ、30分ほど離れた出発地の塩子支所バス停へ向かった。
Yさんは既に到着して待っていた。
後ろに迫ったダンプから逃れるため、思わずハンドルを切ったら、こちらに来てしまったとのこと。
結局この日集まったのは、7人である。


9時55分、道の駅「かつら」を目指して出発だ。
予報では、この日は全国的に35度を超える猛暑日になるとのこと。
傘を差して熱中症に備える。傘は意外と効果がある。


この辺りの歩道は殆ど歩く人がいないためか、草ぼうぼう。
盆も近いし、草刈りくらいやっても良いと思うのだが。


30分ほどで最初の訪問地、佛國寺が見えてきた。


岩谷山清浄院佛國寺と称し1300年以上の歴史を有する真言宗の古刹である。


200段以上あると云われる階段を上る。
昨年はコースの後半だったため、この階段はきつく感じたが、この日は楽に上れた。


佛國寺は古しえから関東の女人高野として知られる。
常陸第33番札所の第33番結願寺であり、また県内屈指の観音霊場でもある。


『熱中症になりませんように!』


鐘楼で記念撮影を済ませ、一息入れる。


木喰五行明満聖人終焉ノ地見学のため、車道側の坂道を下る。


木喰五行明満聖人終焉ノ地の碑


道標に従って小径を上ると・・・


覆い被さるような大きな崖下に小さな洞穴のようなものが見える。


三昧洞穴の跡とある。
人が横になって屈まないと入れないほどの小さな洞穴だ。
首が取れたような数体の仏像が並んでいる。首から上は後で付け足されたようだ。


反対側の岩の下は本尊安置所跡となっているが、子授け地蔵がポツンと建てられている。
子授けの御利益があるのだろう。


自衛隊七会訓練場の南通用門付近
杉木立が美しい。国有林ということもあるだろう。


自衛隊七会訓練場入口
固い扉で閉ざされている。


杉林が暑い日差しを遮ってくれる。


殆ど車が通らないので歩き易い。


ところどころ木陰が途切れ、強烈な日差しが注ぐ。
傘が手放せない。


杉林に囲まれ、日差しが遮られるとほっとする。


こまねぎ峠への分岐点に到着。
ここから20分ほどでこまねぎ峠だ。


ここで一息
風がないのでうちわは欠かせない。


なだらかな坂道を進む。


12時5分前、こまねぎ峠の分岐点に到着だ。


ちょうど昼時、ここで昼食を摂ることに。
昨年もまさにこの場所で昼食を摂った。


弁当をいただく時は帽子は脱ぐのが当たり前。
『大変行儀が良いですねっ!』
『暑くて堪らないだけよっ』


後半も見事な杉林が続く。
このコースで一押しの場所である。


『素敵だわぁ!』


砂利道から再び舗装道路(赤沢林道)に出たが杉林は続く。
日差しを遮ってくれるので、本当にありがたい。
気温はおそらく30度未満、5度以上は低いのではないだろうか。
快調なペースである。


御前山(154m)への西登山口


御前山はパスして真直ぐ道の駅「かつら」を目指す。
赤沢林道の傍らを流れる皇都川こうとがわ)のせせらぎを聴きながらの歩行は、気分が爽快になる。


最後の杉林


まもなく赤沢林道も終わりになる。
ゴールの道の駅は直ぐその先だ。


13時50分、道の駅「かつら」に到着した。
しかし、何という暑さ。杉林を抜けてこの日の厳しい暑さにあらためてびっくり。


この日はここで解散。『暑い中お疲れ様でしたっ!』
この後、出発地の塩子支所バス停まで送ってもらい、帰路についた。

全国的にこの夏一番の暑さとなり、熱中症が心配されたが、無事最後まで元気に歩くことが出来、一安心。
”杉林の美”を堪能するとともに”傘とうちわは必携”を認識した一日だった。


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