ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

愛宕山から団子石峠(その2)

2010年10月01日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年10月1日(金)

毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第34回「愛宕山から団子石峠」を歩くウォーキングに参加した。

団子石峠から駒場を経て、滝入不動尊を観て愛宕山駐車場に戻った後、
管理事務所の案内人に愛宕山神社を案内して貰うことになった。

案内の人に付いて愛宕山神社の大鳥居へ向かった。

       『向ごうに見えるのが難台山でぇ~、春はぁ全山桜に染まんだょ~』
       愛宕山の桜の種類は川津桜を始め、20種類以上もあるという。
       親しみのある訛りで丁寧な解説が続く。
       
              鳥居脇の石灯籠は岩間駅にあったものをここに移設した、そうである。
              
                     愛宕神社は、女人禁制だったが、明治になって禁制が解けたとのこと。
                     右の碑には”従是女人禁制”と刻まれている。
                     

愛宕山神社は、日本三大火防神社の一つ とされるが、
およそ100年前に大火で全山が消失したそうである。
そのため、今は古木・大木は見当たらない。
ほとんどが樹齢100年未満だそうである。写真右は数少ない見事なスダジイ。

        愛宕山神社の拝殿
        
               俳句の碑の前で熱心に説明する案内人。
               
                      「栗の花 白湯にも 味のある 母郷」爽青と刻まれている。
                      小松崎爽青(1915-2003)は茨城生まれの俳人である。
                      

愛宕神社の裏手に飯綱神社がある。
毎年12月に行われる『悪態祭』は日本三大奇祭の一つとも言われ、
白装束の天狗に扮した13人が、食べ物を神社の「十三天狗の祠」に奉納するために
参道を登ると、これに続く人は互いに悪口を言い合い、お供え物を奪い合うという。
お供え物を奪い取った人は、幸せになれると言い伝えられている、そうだ。

       飯綱神社の裏側に「十三天狗の祠」と言われる十三の石の祠が
       六角殿を囲むように並んでいる。
         

飯綱神社の脇に松尾神社と書かれた祠と芭蕉の句碑が建てられている。
夏来ても たゞひとつ葉の 一葉哉
ただし、芭蕉本人がここを訪れたという記録はない、そうだ。

       飯綱神社の裏に回ると銅製の六角形の堂「六角殿」がある。
       てっぺんには神輿と同じような鳳凰の飾りがついている。
       台座は仏、鳳凰は神を表し、神仏一体となっている、とのこと。
       
              六角殿は、石の台座(亀を形どっている)の上に建てられている。
              

最後に神社裏の見晴らし台に案内された。

       この日は太平洋からの東風でやや霞んでいるが、西からの季節風が吹くと、
       遠くに日立那珂港・大洗・鹿島臨海工業地帯・涸沼・霞ヶ浦と素晴らしい
       眺めが広がる、そうだ。
       また一度来てみたいものである。
       
              眼下に見える町並みは岩間駅周辺。
              
                     
たっぷり40分かけて説明してもらい大満足で大鳥居に戻った。

       この日の〆は、会長の音頭による整理体操だ。
       『お疲れ様でしたっ!!』
       


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