主題歌より印象深い挿入歌や劇伴があるわけで

 先週息子達と見に行ったマジンガーZ/INFINIFYだが見ていて
最もグッと来たのは、兜甲児がホバーパイルダ―で出撃する時に
Zのテーマが流れた事。

 Zのテーマはシングル盤ではA面の2曲目に収録されていた歌で
‘地味過ぎる’という事からOPに採用されなかったのだが、兜
甲児がマジンガーZで出撃される時に水木一郎のボーカル付きで
度々流れていたのだから個人的にイントロが流れると‘マジン
ゴー’から‘パイルダーオン’などのセリフが聞こえて来るぐ
らいである。

 ある意味OPよりも劇中での使用頻度が高いためコチラの方が
メインだろうと思ってしまったりするわけで、主題歌よりも挿
入歌に思い入れがあるという考えの基になった歌でもあった。

 かつてのヒーローソングにはOP以上にメジャーな歌や劇伴が
多々あり、主題歌よりもインパクトの強く印象に残っている。

 ウルトラマンでいえば進めウルトラマンのメロディが中盤から
バトルテーマになっていたし、帰ってきたウルトラマンやエース
にレオあたりになると主題歌は別の人のメロディになるので冬木
透氏の作ったメロディがバトルテーマとして使われていた。

 だからウルトラマンティガのヤナカーギー編ではティガと初代
ウルトラマンの共闘という嬉しいサプライズがあったのだが、初
代ウルトラマンが登場した時に進めウルトラマンのメロディが使
用されており今回のようにジーンとなったものだ。

 以前も記したようにOPとして使用される主題歌は勇壮さなどが
強調される傾向が強いのに対し、挿入歌というのはキャラの性格
などが綴られているのでコレを聴く方が劇中のイメージが沸くの
で個人的には重宝している。

 最近のヒーローソングはいろんなアーチストが作っている傾向が
あるのだが意外に劇中に流れなかったり、流れても作品の中での印
象は強くないためOPが中心になってしまう。

 やはり印象的な挿入歌が多い作品ほど名作が多いので、そういう
要素は大事にして欲しいものだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (アミーゴ今野)
2018-02-12 17:31:45
帰マン~レオのテイチクカバー版聞いてみたいですね。
 
 
 
帰りマンは (こーじ)
2018-02-12 23:33:47
>アミーゴ今野様
 帰りマンは西田敏行でしたけど、1度聴いたら‘もういい’という感じですよ。
 
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