ウルトラマンエースも24日が45話で残りは7話になった。
脚本欄を見ると石堂淑朗の作品が41話以降は12話中で8話を担当している
のが目に付く。
石堂淑朗作品といえばエンターテイメントに徹した荒唐無稽なEPが多いのだが
子供が見るには楽しめるし、帰ってきたウルトラマンでは39話以降4話をタロウ
でも40話以降3話を担当している。
ちなみに石堂氏の弟子である阿井文瓶がタロウの40話以降7話を担当して
いるのだ。
実は第1期ウルトラと第2期ウルトラの最大の違いは4年連続で番組が作られて
いる事。
第1期はウルトラQが全て制作されてからOAされたのに始まりウルトラマンは
QのOA中に作られていたし、ウルトラマンとセブンの間に半年間のインターバル
があった。
それに対し帰ってきたウルトラマンとエース以降は連続でウルトラが制作された
だけでなく帰ってきたウルトラマンの途中からミラーマンを はじめファイヤーマン
やジャンボーグAにトリプルファイターなども制作されている。
つまり最終クールになると次回作のメインライターは抜ける事になるのだが、
だからといって作品のグレードが下がれば当然ダメとだから実力のあるライターに
担当してもらう必要がある。
そんな中で石堂氏の作風は子供が喜ぶ展開が多いので つなぎ作品を担当
するのには最適だったのだろう。