ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
探偵物語を初めて見た日
今年は松田優作が亡くなって20年目だが、彼の出演ドラマでは代表作とも
言える探偵物語がOAされて30年目。
そして30年前の先週79年10月16日は私が初めて探偵物語を見た日でも
ある。
そのEPは5話の‘夜汽車で来たあいつ’
水谷豊と原田実枝子に古尾谷雅人がゲスト出演していたのだ。
松田優作といえば小学校時代からの友人Nクンが特にお気に入りで、二言
目には‘松田優作カッコいい!’と言っていた。
太陽にほえろのジーパン刑事役とは聞いていたが、いかんせん当時は
チャンネル権を握っていた祖父が裏番組のプロレス中継を見ていたので
本放送の時には殆ど見られなかった。
また徳吉刑事を演じた大都会part2は塾の時間などで見られず探偵物語
が松田優作を初めてじっくり見る事ができた作品だった。
コチラでは9月から毎週火曜日の夜中に再放送が始まり残念ながら最初の
2話は見逃したが、倍賞美津子演じる女弁護士が初めて登場した3話
‘危険を買う男’から見ている。
今見返しても かなり面白い。
ゲストも多彩で他にも岩城滉一や岸田森に清水健太郎、風吹ジュンら名の
知れた面々が数多く出ているし後に夫人となる熊谷美由紀は1話と18話の
2回ゲストで共演しているのにも驚く。
松田優作が乗っていたスクーターのベスパがコレで流行ったし、 9月から
始まった仮面ライダーWの主役の1人である私立探偵・左翔太郎は工藤俊作
をイメージしているのは明白だ。
しかも工藤に付きまとう成田三樹夫演じる服部刑事と山西道広演じる松本
刑事のコンビをイメージした刃野幹夫と真倉俊のコンビが登場し、特に刃野
刑事が肩こりというのも完全に服部刑事のオマージュだろう。
そういう意味で松田優作を中心にした名優達の魅力満載の名作だと思う
のだ。
ただ、昭和ならではのムード満載で平成の時代とはマッチしない
だろうし松田優作亡き今リメイクは難しいだろう。
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出演者もほとんど故人だし、放送禁止スレスレの台詞や内容など、まあ、イメイクはムリでしょうね。
ジーパン刑事も、シャイなところがイイんですよ。
13,4年前にこれのオマージュ的なドラマ「噂の探偵QAZ」と言うのが日テレの深夜枠で1クールだけ放送されました。主演は古尾谷雅人で、原色のカラーシャツに派手なネクタイと黒の上下のスタイルは、工藤ちゃんそのままだったりします。面白かったのは松本刑事役の山西道広はそのままで、「松本警部」に出世していて、部下に「服部クン」という刑事がいた事ですね。オリジナルを知っていると面白さがひとしおだったのですが、視聴率は振るわなかったようで、古尾谷雅人が自殺してしまった事もあって、今の所オクラ入りになったままなのが残念です。
先の山西道弘や片桐竜二のほか、あのドラマで「工藤ちゃんの町の仲間」を演じていた重松収(ダンディ役)などの俳優さんが、脇役などで出ていたりすると、嬉しいような、懐かしいような、そんな気持ちになりますね。
あのドラマを知って以来、家に友人が来てコーヒーを出す時に「原則として、砂糖とミルクは入ってませんので」と断りを入れる工藤ちゃんのセリフを必ず言うようになってしまいました。もちろん、今でもやっていますが。(笑)
ホント30年経って殆どの出演者が故人になってしまいましたね。
あの時代ならではのドラマでしたからね。
>吉法師様
山西さんが健在なのは嬉しいですが、他の方々が
亡くなってますよね。
しかも強烈な個性の持ち主の方々ですから・・・・
‘蘇れ探偵物語’のムック本ですか、あったら購入したいですけどね。
AMAZONあたりで売ってますかね。