我が家の斜め前にある2階建て木造の民家が3月17日から取り壊しに入り、
一昨日の4月5日に解体が終了した。
昭和初期に建てられた家で我が家の通り沿いに残っている私が生まれた時
から残っている建物が また1つ姿を消す事になるのは惜しいものの、居住者が
90前後の老夫婦で足も弱っているため昔の造りでは大変だろうし裏の空き地
に平屋建てを建てて移り住んでいるので ある意味仕方ないだろう。
さて今回この家の解体しているのは地元でも有名な解体業者で我が家が
16年前に建て替えた時と同じ業者が担当をしているのだが、木のみしか使って
ない家を解体してしまうのに約半月かかっている。
それを見て思い出したのが22年ほど前に水曜スペシャルでOAされた新日本
プロレスのレスラーによる木造家屋解体。
これは新日本プロレス設立記念の番組で今は亡き山本小鉄が冒頭からヒンズー
スクワットを番組中延々とやり続けたのが話題になったのだが、もう1つ強烈な
インパクトを与えたのが木造平屋建ての民家解体。
つまり5人?の若手レスラーとレフェリーのミスター高橋で解体用の道具を一切
使わずにロープ1本のみを使用して解体するのに どれだけかかるかというもの。
スタートと同時に蹴りや頭突きにチョップなどで6人の大男が寄ってたかって
やると通常の解体業者ですら1日かかるのを1時間足らずで終わらせたのだから
当時‘プロレスラーっちゃ凄い’と感心したもので翌日の学校でも山本小鉄のヒン
ズースクワット同様話題になったのを覚えている。
ただ今にして今回の解体工事を見ていて思うのが川口浩探検隊などで‘悪名
高い?’水曜スペシャルの枠内だっただけに、プロレスラーの凄さを必要以上に
誇張する何らかの下ごしらえがあったのでは?と思えてしまうのだ。