レアル・マドリード14回目CL制覇

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https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220529-0109

　日本時間の今日早朝にサン・ドニのスタッド・フランスで行われ
たサッカー・ヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝で、レアル・マ
ドリードがリバプール相手に1－0で勝ち最多優勝記録を更新する14
度目の優勝を飾った。

　攻撃的なスタイルで臨むリバプールと準決勝でマンチェスターシ
ティとの壮絶な死闘を勝ち抜いて勢いに乗るレアルの対戦となった
が、試合は立ち上がりから予想通りリバプールが攻め込む展開で波
状攻撃をしかけシュート数は前半終了時点で10ー1と圧倒するがレ
アルのGKティボー・クルトワの好セーブもあり0－0で折り返す。

　後半に入ってもリバプールが構成に出るがレアルは59分にフェデ
・バルベルデが右サイドから出したクロスをビニシウス・ジュニオ
ールが決めて先制すると、リバプールの反撃をGKクルトワを中心に
したレアルDFが1点を守り切り1－0で逃げ切った。

　シュート数を見るとリバプールは前後半通算で21本、枠内シュー
トは9本になるのだがクルトワが9本セーブするという素晴らしい守
りを見せマン・オブ・ザマッチに選ばれたのは当然だろう。

　ボール保持率自体は50ー50という数字は出たが完全にリバプール
押し気味の展開で、以前のレアルが負ける時のパターンに嵌った形
だが1点を守って勝ち切ったのはイタリア人監督のカルロス・アン
チェロッティが率いていたという事もあるのだろうか。

　ボールを支配して押し気味に進めて勝つだけでなく、DFラインを
下げてもGKを中心に鉄壁の守りを見せたレアルは見事だった。

　これでヨーロッパのシーズンは終わり本来ならW杯に臨む時期に
なるのだがW杯の開幕は11月21日だけに、ここから新シーズンに向
け調整をどうしていくのか注目される。