親子の関係に関する理論を先に進めましょう。
今回のことは、以前に触れた保護しすぎるに近い部分があるのですが、やや違う側面もありますので、別の項目として考えていきたいと思います。
親が子どもの言うなりになっているということです。子どもに服従しているといってもいいかもしれません。親は子どもに対して、「かわいい」という自然な感情を持っていると思いますが、それが行き過ぎて何でも子どもの言うとおりになるとやはりいろいろな影響が出てきます。
子どもの求めや気持ちを何でも無条件に受け入れてしまうと、子どもが勘違いして、自分の言うことは何でも通るのだというような気持ちが強くなってしまって、いわゆる自己中心的な特性が強く出てしまうこともあると思います。
自己中心性が育って、それが大きくなるまで修正されないで心の強い特性になってしまうと、その本人自身がセルフコントロールできなくなったりして、社会生活で困るようなことにもなりかねないので注意が必要と思います。
今回はここまでです。コメント等がありましたらよろしくお願いします。