そらいプロジェクト。

そらイのなすこと、思うこと。

事務所駅前移転1周年(3年目に突入)

2007年05月15日 08時23分10秒 | 努力し続けるために

おはようございます。
事務所を駅前に移転して1周年・開業して3年目に入る、そらい事務所です。

そらい事務所は、ヘーゲル法哲学から学んでいます。

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[法の哲学の概念。意志、自由、権利ないし法の概念]
第1節 哲学的法学が対象とするのは、法の理念であり、したがって法の概念と、
   この実現とである。
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一般的に言われる「概念」とは、たとえば、あの人やこの人の抽象的普遍として指し示す言葉としての「人間」のことですが、ヘーゲルの特殊な言葉遣いにおいては、たとえば多くの花が持っている共通の性格を取り出して作り出された概念としての「花」は、実は真に概念と呼ばれうるものではありません。概念とは普遍と特殊とを総合した個別であり、具体的普遍でなければならない、とされています。具体的個人の中に、人間という概念が生きています。

多くのご依頼者様の各人様々な個別の現実的な問題に対して、法がどのように浸透しているか・関わっているかを確認し、手続をすすめてゆくことは、法律実務家の日常業務として行っていることでありますが、実はこの作業はとても高度な、ヘーゲル哲学においてはまさに法の概念(法制度趣旨等)とその具体的実現の問題であり、法哲学であります。

以上のような根源的問題意識を事務所の片隅に意識しつつ、
そらい事務所の本日の執務スタートです。

※写真は、永山駅バス停前の像「たまっこ」
(ヘーゲルのロマン主義・ロマンチックと評されようとも)

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