病棟の整容の時間

最近、涼しくなって風が冷たくなってきたかなと思っていたら、
まだまだ残暑厳しく、でも、その名の通り夏の名残りのような暑さです。

そう、今日はそんな暑さの中、老人病棟の患者さんはお風呂の日でした。
かといって、そんなにゆっくりと入れるわけではないのですが気分転換になるようです。

そして、お風呂から上がってくると冷たいお茶の時間で、
それもとびっきりおいしいお茶ではないのだけれどもその時間が安らぎのようです。

それで終わりでないのがお風呂の日なのですが、
もうお風呂から上がって時間が経ち髪はもうすでに寝ぐせがついているところ整容の時間があります。

整容の時間と云ってもピンと来ないかも知れませんが、
僕らも毎日お風呂上りにしている、髪を梳かしたり、女性だったら化粧水をつける時間です。

そう、その整容の時間を僕も手伝うのですが、患者さん達はとても健気な姿を見せてくれます。

もう寝ぐせがついていて髪を梳かしても直らないというのに、丁寧に丁寧に不器用に髪を梳かすのです。
そして、化粧水を手につけてあげるとそれも丁寧に丁寧に手に馴染ませて顔につけるのです。

それを見ていて、「ああ、いくつになっても、女性としての心があるのだなぁ」と
しみじみ愛しく思い、そして、温かな気持ちになりました。

今日は作業療法士のA君と一緒にそんな話をしました…

24時間テレビ

もう少しで8月も終わりですね。
暑い夏だったけれど、それも終わりとなるとちょっぴり寂しいものですね。

いつも8月の終わりの週末になると、なんともいえない寂寥感に襲われるのだけれど、
いつも元気づけてくれるのが24時間テレビです。

特にあのマラソンは明日への力を後押ししてくれますね。

そして、ひさしぶりに聴いた加山さんと谷村さんの「サライ」はいいものですね。
北海道の大学に入学が決まり、独り行く電車の中で聴いたサライを思い出します。
あの頃はウォークマンで聴いていたっけなぁと思い出します。

そう、いつも思うことは、何かの終わりは新たな始まりでもあること。
そして、それぞれはつながっているということ。

自宅では今、しきりに鈴虫が鳴いていて秋に染まり始めていますが、
それはあの時の秋の記憶とつながっているのだと思います。

さて、重い腰をあげましょうか…

皆さんも一緒に。

晩夏のひとり言

つい先日までは夜でも家の中は蒸し暑かったのに、
昨日辺りから急に涼しくなってきて鈴虫の鳴き声が聴こえるようになりました。

季節の移り変わりってグラデーションだと思いますが、
あるときに急に切り替わるものでもあるのでしょうかね。

あんなに暑い日々がうっとうしかったのに、涼しくなったらなんだか暑さが懐かしくなってしまいますね。

僕は時々自分で天の邪鬼だなと思いますね。

だから、AじゃなくBだと思っていたら、今度はBじゃなくAだって最終的には元に戻ってしまう。

まあ、細部まで予定通りにカチッと考える人はいるまい。

人生は意志と偶然で成り立っている。

天の邪鬼もまたいいものなのかも知れない。

好きこそものの

東京から戻ってきて地元は涼しいなと感じたので、もうこれから涼しくなるのだろうと思っていました。
しかし、今日もとても暑い日でふざけながらフラフラッ、フラフラッと歩いていたら、
同僚のA君が「どうしたんですかー？」と云うので、「まあ、ちょっと夏バテかなー」と云ったら、
「じゃあ、飯でも食いに行きますか」という話だったので、今日も仕事帰りに食事に行きました。

そして、レストランに入って話をしていたら…、

お互いにスポーツや音楽などとても好きなことがあるという話になり、
その流れで何がそれを続かせるかという話になりました。

そう、つまり、どんなに下手でもどんなに才能がなくても
一番大切なのはそれがとてつもなく好きだということではないかということでした。
あとは、その人の長所が伸ばされて、それが環境にうまくマッチするということ。

しかし、それだけではいけないのもこの世の中なのだというのは事実。
サッカー選手だったら、どんなに好きでも年齢や才能の見極めというのも大切だということ。

そんなことを話しながら、厳しさの中、どこかで誰かがみんながんばっているのだろうなと思いました。

さて、肝心の食事はスパゲティとサラダだけでした(笑)

本当は肉を食べるはずだったのだけれど、ちょっとストイックになってみました（＾＾；

明日は木曜日ですね。
皆さんも一緒にこの残暑を乗り切りましょう！

食事会

今日は研修が終わって初めての仕事日でした。
その仕事も終わり、今日は職場の同僚と食事会をしました。

その同僚のA君は、とても男らしくてカッコよくて仕事を見ていても尊敬する。
そんなA君は、僕よりひと回り下なのですが考え方がとてもしっかりしている。

一緒に食事をしながらA君の良さがとてもよく分かったのだけれど、
A君と自分を比べる考え方は自分をダメにしてしまう思考なのかも知れませんね。

恥ずかしながら、もしかしたら自分の良いところもあるのかも知れないし、
自分の良いところを認めながらも相手の良いところも認めていくのが大切なのかも知れないですね。

今日も食事をして色々話して楽しかったけれど、
A君の良さも身につけられるように少しずつ努力も必要かなと思いました…

４日間の研修を終えて

今日で４日間の研修を終えて無事に先ほど地元に帰ってきました。
地元はやはり田舎だけあってとても涼しいです(笑)

今回は４日間、地元からも職場からも離れて、
地元の有難さや職場の有難さが分かったような気がします。
あっ、職場の憎さは少し残っているけれど(笑)

そう、今日も時間、目一杯、講義を受けて帰ってきました。

今回、４日間の講義を受ける前に、
なんとなく知っていることをきちんと知らなくてはならないと思っていました。
そういうわけなので、今回はきちんと知ることができとても有意義でした。
そして、先生方はみんな優しい人柄の方で行って本当に良かったなと思いました。

そんな中、今日、偶然に隣に座られた大学院生の方とお昼に少しお話をしたら…

なんと、その方の妹さんが僕と同じ楽器をされていて、
僕が受験した音楽大学を卒業され日本管打楽器コンクールで上位入賞をされているということが判りました。
ですので、その方の妹さんと僕が習っていた先生は同じ先生でびっくりー!!とふたりで云っていました。
もうその楽器のことやつながりのある方のことを話していたら止まらないぐらい話が尽きませんでした。
そして、その方の妹さんは今日、アメリカ留学から帰ってくるとのこと。
だから、今度、コンサートなどある時は教えてくれるそうです。

そんな偶然と必然をかけたような出会いを思い出して振り返りながら
帰りの電車の中で黄昏れ(たそがれ）てました(笑)

そうしたら、電車の窓からは丸く紅く色づいた夕陽が東京の街に落ちて行きました。

今回、確かに忙しくて大変だったけれど、色々と勉強し充実していて行って本当に良かったなと思いました。

さて、明日からまた日常生活が始まり、仕事も始まります。

４日間の勉強と出会いを糧にがんばります。

皆さんも明日からそれぞれ色々なことお互いにがんばりましょうね。

それでは、おやすみなさい（＾＾）

研修第3日を終えて

今日で第3日目の研修が終わりました。
明日の1日で4日間の研修が終わります。

ここのところクーラーの効いている部屋の中にいたので外のムッとする熱気に戸惑っていました。

研修は途中休憩を挟むものの長時間に及び、毎日宿題が出るので昼間も夜も缶詰状態でした(笑)
夜に父のマンションで宿題をやっていると、外からはお酒を飲んで騒いでいる人達の声が聞こえてきました。
でも、みんながお酒を飲んで楽しんでいるときに宿題をやるのもまあ楽しいもんだと思いました。

ですけれど、研修など初めての人達の中に飛び込んだり缶詰だったので少し緊張していたのか、
事情も相まって第1日目の研修日の夜は中々寝付けず、夜の2時過ぎまで起きていました。

何度も寝返りを打つのですが眠れず、眠るのに一番大切なのは考え事をせず頭の中のことは切り離して、
体の力を抜いて横になっていると自然に眠れるようになるようです。

そんなこんなで第1日目と第2日目は宿題があったのですが、
今日は土曜日ということもあってか宿題は出なかったので、
研修が終わってから外でゆっくり時間を過ごしました。

今日は父のマンションの近くの定食屋でテスト所見の採点を見ながらゆっくり食事が来るのを待ち、
お疲れさまということで少し、というか、かなりカロリーのある肉料理を食べ、
スターバックスでゆずグリーンティフラペチーノ(?)を飲み、
本屋さんで棚に並んでいる本を眺め手に取り時間を過ごしました。

よく考えると、ここのところ、さだまさしさんの音楽を全く聴いていなかった(笑)
いや、そういう時間がありませんでした。

でも、たまにはこういう忙しさというのもいいもので、帰り道を歩きながら充実しているなと思いました。

今日はそういうわけで外でゆっくり時間を過ごし帰り道を歩きながら、
空を見上げるとビルの上に上限の月が綺麗に架かっていました。

そして、地元ではもう少し空高く浮かんでいるのかなと思いました。

今回の研修では自分の至らない所やまあまあそのぐらいの力はあるのだなということが少し分かり、
土地を離れたこともあって、今の自分の仕事をしている位置が客観的に判りました。

ただ、あと明日の1日があるので、今日も少し力を温存して明日に備えたいと思っています。

明日は休みたいところだけど、たまにはいいでしょう、充実している研修も…

研修第1日を終えて

今日は東京での研修、第1日目でした。
でも、正確に云うと横浜での研修でした。

朝、地元から持ってきたデジカメがカバンの中にあったのですが、
少々重いので持って行かない方がいいかなと思って置いて行ったら、
今日の研修場所が横浜の素晴らしい風景を見れるところだったので後悔してしまいました(笑)

でも、その研修で素晴らしい横浜の風景に背を向けた席に座り臨みました。

1日缶詰だったものの、それほど疲労感はなく、帰りにスターバックスで復習して帰ってきました。
でも、案外、結構疲れているのかも知れない。
そんなこんなですが宿題もちゃんとこなしました。
あとはちゃんと寝て明日に備えるのみです。

そう、昨日、職場での嫌なことを電車に連れて東京までやってきたけれども(笑)
1日別の土地で研修を受け、少し距離を置いて見られるようになったせいか少し楽になりました。

きっと辛いことは、ありふれた普通の風景を美しく感じたり感動させるものなのかも知れない。

辛い時だからこそ見えることがあるのだと思う。
でも、本当はそうじゃない方がいいけれども(笑)

さて、あと3日間の研修をがんばります（＾＾）

葛藤の渦中

今日は仕事を終えて、今、東京の父のマンションにいます。
電車で来る途中の川辺では誰かが打ち上げ花火をやっていて、
それを見て盛り上がりにかけるなと思ったせいか、もう夏も終わりに近づいているような気がしました。
地元はもうとても涼しい風が吹いてきているのに、東京は暑い。
なんとなく葛藤の渦中に迷ったような気分です。

そう、実は、その葛藤の渦中にいるのかもしれません。
少しばかりのずれで深遠なる夜の大海に呑み込まれたような感じです。
自分の至らなさに嫌気が刺す。

今日は職場でとても理不尽だなと思うことがありかなり落ち込んでいたのですが、
病棟で理不尽な目に遭っている人の顔を見たら、なんとなく自分も救われました。

そして、病棟の温かい友達にも感謝。
それと、家族にも感謝。
自分を支えてくれている人がいるのだなと思うことほど嬉しいことはない。

社会の中で生きているならば必ず自分にとっていい人もいれば悪い人もいる。
それは当たり前なことなのだけれども葛藤の渦中にいるとなんとも心もとないもの。

そんな悲鳴をあげている心は少しだけの優しさから大きな有難さを吸収する。

自分にとって嫌な人がいれば、本当の優しさを持った人を見極められるようになるのかも。

とりあえず今日は缶のウィスキーハイボールを飲んで少し酔っ払ったのでもう寝ようと思う。

あっ、そうそう、なぜ東京に来ているかって？
明日から研修なんです。

缶詰になるけれどがんばらなきゃ。

お盆休みの中日

今日はお盆休みの中日でした。
昨日、寝不足だったので少し早めに寝たのですが、
そのお陰か眠ってあっという間に朝になってしまった気分でした。

そうやって始まった休みの中日の午前中に居間で本を読んでいたら
独りで甥っ子がプールで遊んでいるのを見て、
やっぱりお盆なんだからと水着に着替えて一緒に水遊びをしました。
そしたら、なんだか遊んであげているのに、こっちの方が楽しくなってしまいました(笑)

それから近くの温泉に行き温泉に浸かって、家族が風呂から上がってくるまで
独りで”みぞれ酒”という日本酒をチビチビと飲んでいました。
そのみぞれ酒というお酒、パックから日本酒をグラスに注ぐとまたたく間に凍結するんです。
でも、少し飲んで、後から来た父にグラスのバトンを渡しました。

その後、祖父母の家へ行き、集まった親戚でお酒を飲んで食事をしました。
なんだか、祖父が仏壇へ向かって、「もうすぐ行くからね、もうすぐ行くからね」と云っていたそう。
でも、みんなが来たもんだから笑顔になって元気が出たようで。

3日間の休みはあっという間でもう明日だけですが、
短いと短いなりに充実しているのかな、なんて今日の夕食を食べながら思いました。

それでは、明日1日ゆっくり休もうと思いますね。