想い人ブログ

詩人のこころのように綴っていきたい・・・

コンビニのおにぎり

2008-03-25 21:31:08 | 想いごと
最近、少しずつ本格的な春の訪れを感じますね。
特に、気温が高くなってくるとふわふわとした気分になってきます。
僕達の住む街の桜ももう少しで咲き始めるところです。

春は別れと出会いの季節ですね。
この季節は新しい環境に身を置くことになることが多いですね。

僕は、今の職場はもう少しで10年になるところですが、
職場内での移動はほとんどありません。
ただ、研修に来る人がいたりすることがあるくらいです。

そう、それは中学2年生の秋のことです。
僕の通学していた中学校は、ちょうど僕が在学中に県内でも有名なとても荒れていた学校でした。
最近知ったのですが、僕達が中学を卒業した次の年に、
文部省の依頼で発表をしたという話を、最近、中学3年生の時の担任の先生から聞きました。

ちょうど中学2年生の時には荒れる原因となった生徒が同じクラスにいて、
毎日毎日気を張って緊張しながら学校生活を送っていたのを思い出します。

そのせいか、第2次反抗期ということもあって僕も情緒不安定でした。
そのため、中学1年生の頃からとてもかわいがってくれていた国語の先生がいたのですが、
どういうわけか受動的な反抗をしていたのを思い出します。

そんな中、秋の大運動会が明日に迫り、前日にその準備を学校全体でしていました。
そして、その日は給食がなかったので、生徒達はみんな弁当を持ってくるようにといわれていました。

しかし、僕はなぜかそのことをすっかり忘れており、
昼食の時間になりみんなが弁当を広げているのを疑問に思いながら見つめていました。

そして、今日は弁当を持ってくるのだということを知り、
その当時は携帯などなかったので、職員室にある公衆電話から友人に10円を借りて
自宅に電話して弁当を持ってきてもらおうとしました。

しかし、家では父も母も会社勤めをしていたので、
自宅の電話口に誰も出るはずがなく絶望的になり教室に帰ることができませんでした。

そのとき、それを見ていた国語の先生がちょうど通りかかって、
「どうしたんだい?」と声を掛けてくれたのです。

そして、事情を話したら、「そういうことか」と云って、
「これは俺の今日の昼ご飯なんだけど」と云って、
コンビニで買ったおにぎりをひとつ僕に渡してくれました。

それを持って教室に帰った僕は、涙があふれそうになるのをこらえて
国語の先生からもらったコンビニのおにぎりを頬張りました。

もちろんひとつだけだったのであっという間に食べ終わりましたが、
その後の時間はずっと胸がいっぱいでした。

その先生に会ったのは、卒業式が最後だったと思いますが、
一度手紙を書いたのはいいものの住所が判らず、その手紙はそのままでした。

その先生も高齢だったから今はどうしているか…

中学3年生の担任の先生だったら知っているかもしれないな…

長くなりましたが、やはり人の温かさというものはいつまでも心に残っているものですね。

だから、僕も温かな人になりたい…





続けること

2008-03-22 16:00:54 | 想いごと
今日明日と2日間の休みを過ごしています。
ここのところ天気が悪かったですが、今日は少し肌寒いもののいい天気に恵まれています。

そう、昨日の夜遅くテレビでニュースを見ていたら、
メジャーリーグに挑戦している桑田真澄選手のことをやっていました。

桑田選手は、野球をやめようがやめまいがそれは自分自身の納得によるものであり、
どう評価されようがそれも自分自身の評価によるものだと仰っていました。
そして、うまく行っていないときの自分も自分自身であり、
それだからこそうまく行っているときの実感があり嬉しさがあるというようなことを仰っていました。

その後、スタジオに戻り、古館キャスターが云っていたことは…

自分自身がそれをやりたいと思えばずっと続けるもので、
新しいやりたいことがあれば潔くやめそれをするものですね、

ということでした。

自分は生き切ったと云えたら素晴らしいですね


勇気

2008-03-20 20:38:40 | 想いごと
先日、東京の講座がありました。

その中でロールプレイングといって、
カウンセリングを受講者それぞれで体験するという実習がありました。

僕は、病院の仕事でカウンセリングを実際にしているのですが、
みんなに見られているところでロールプレイをすることは
便所に入っているところを見られるようで(笑)
とても苦痛なのでした。

ただ、時と場合によってはなんともないときもあるんですけどね…

先日の講座では、1時限に自ら進んでそれを引き受けました。
もう緊張してシドロモドロになりましたが、
先生がフォローしてくれてとても助かったのを憶えています。

そして、2時限にもロールプレイがあって、
その時は、なんだか頭がボーっとして実習の事例の意味が分からず手を挙げませんでした。

その際、教室では誰も手を挙げずシーンとしていて先生も困っているようでした。

今思うと1時限に先生に助けられたのだから進んで手を挙げるべきでした。

日本人は控えめで恥ずかしがりやでそれが良い面でもあるけれど、
やっぱり今度は少しだけ勇気を出してみようかなと思っています。

でも…できるかな~

ただ、あとから後悔するんだったら勇気を出した方がいいですよね…


こちらは先日撮った夕暮れ時の写真です。
今日は外は嵐ですが、今の僕の気持ちはこの写真のようにたそがれています…



「少し後悔したら」

2008-03-18 22:11:13 | 
     あの日のことを少し後悔している
     完全に悪いわけではないけれど
     それを少し後悔している
     そう思うと 空が見えない
     でも 空を見上げよう
     人間は そんなに完璧じゃないのだから
               
              (作詩:想い人)



飲み会

2008-03-15 22:27:03 | 日記
今、東京からブログを書いています。

先ほど、父と飲んでマンションに帰って来ました。
父と飲みながら、色々な話をしました。

父がなぜ潰れないで第1線で仕事をやってこられたかとか、
今後、これからずっと出来ないであろう家族の旅行のこととか…

父は、とても尊敬する人であり、とても人間的に素晴らしい人のひとりです。
父を尊敬するけれど、僕は僕らしくやっています。

自分は自分らしく…
かっこいいことを云っているけれど、それがお互いを認めることとなっています。

今から2次会(笑)です。
あ、でも明日は心理学講座だから早く寝ないと…



佳境の講座

2008-03-15 14:19:16 | 想いごと
今日は、午前中出勤して帰ってきました。
昼食は、先輩とふたりで食べてきました。
午前中出勤の時はいつも先輩が奢ってくれます。
有難いですね。

そう、今日は6時の電車で東京へ向かう予定です。
今日の夜は父と軽く飲んでマンションに泊めてもらいます。

そして、明日は1日缶詰になって心理学講座を受講します。
明日を入れてその講座もあと2回です。

先生方にもお世話になったし、スタッフの方にもホントにお世話になったなー。

今年は平日の木曜日の夜にセミナーを受ける予定だけれど、
また、先生方スタッフの方にはお世話になりますね。
それにしてもちゃんと通えるかなー。
集中講座もきちんと終えられるかなー。

なんて考えていますが、がんばろうって思っています(^^)

だって、もっと大変なのは先生やスタッフの方なのだから…



ミニバラ

2008-03-14 21:36:48 | 想いごと
最近、暖かくなって春の花がこれからどんどんと芽吹いてきますね。

そう、2月の中旬に母方の祖母が87歳の誕生日を迎えました。
その時に、近くの花屋で見かけたミニバラを買いました。
花は頻繁に買うほうではないのですが、
祖母の誕生日にひとつと自分にひとつ買いました。

祖母は去年おととしのお正月に台所で転倒してしまい、
寝たきりの生活となり、もう歩けないのではないかと思っていたのですが、
快復するまでには時間がかかったものの再び歩けるようになりました。
ホント歩けるようになってよかったなーと思っています。

それを誰よりも願っていたのは祖父でした。
祖父と祖母はホントに仲がよく、転倒して寝たきりになった時には、
夜中に泣きながら俺より先に死なないでくれと云っていたそうです。

老いるということは、自分の体や社会的な立場を失ったりするものだそうです。
それを受け入れるということが老年の人生の課題なのでしょうか。

でも、それだけで言い切れるものではなく、
今までのことが叡智として完成されるのも老年の時期でもあると思います。

ただ、この世から身内を残して去るという心境はどのようなものなのでしょうか…

そんなことを考えたからなのかミニバラを買い求めました。


こちらは、祖母のと一緒に買い求めたミニバラです。
水を毎日少しずつあげるのが日課です。
このミニバラを買い求める時に、蕾が2,3つあるものを選びました。
まだまだ花開く蕾があります。
楽しみです。


ひとつだけ綺麗に咲いたバラです。
ひと足咲きに咲いたよと云っているようです…



梅ノ木

2008-03-13 21:33:57 | 想いごと
最近、本格的な春の足音が近づいてきているようですね。
今日、医局でドクターと一緒に窓から見える海を見ていました。
そしたらドクターが、「あれは春霞だね」と海を指さして云いました。

そう、春は少しずつやってきます。
でも、少しずつ少しずつあっという間に訪れるものなのかも知れませんね。

そう、僕の勤めている病院は梅のたくさん咲いている病院です。
だから、白梅も紅梅も今は真っ盛りです。
外を歩くと梅の香がして、匂いを嗅ぐだけでなんとなく何かが始まるような気分になります。
散歩などをしているとどこからともなく匂ってくる甘酸っぱい匂いは梅の香だと思います。


こちらは、病院に咲いている白梅です。
まず咲いたのがこの白梅です。
年を重ねるごとに梅ノ木が大きくなっているのを感じます。


こちらは、病院に咲いている紅梅です。
紅梅は、白梅より少し遅れて咲きました。
梅の香はこの紅梅の香りがとてもいい匂いです。

梅ノ木は春の訪れを知らせるとともに、歩き出していいんだよ、
と私達に語りかける花なのかも知れませんね…



本当の占い師

2008-03-10 21:28:57 | 日記
最近、何をするにも面倒くさい、億劫という文字が似合っています。

なんだろうな~と色々考えたのですが、色々と思い当たることはあるのですが、
毎年、暮れからお正月にかけての疲れが出るのが今頃のようです。

そう、先日、大型ショッピングセンターで時間を潰していたところ、
占い師の人がいて、実はみてもらいました。

占い師の人には、本当にいい加減な人やとても人柄のよい人までいましたが、
今回は、比較的よい方だったのではないでしょうか。

そこで、あなたは2,3月が天中殺といって少し休んだ方がいい時期なのだと云われました。

まあ、休むったって仕事を休むわけにはいかなくて、
疲労をとる時期ですよということらしいです。

他にも色々と当てていましたが、それはすべて統計学によるものらしく、
その統計学から引き出したことと僕のことが実際一致しているかどうか
調べているようにも感じました。

何人かの人に占ってもらって大体同じ傾向ではありますが、
そうであれば、僕は52歳頃から何か新しいことを始めるらしいようです。
しかし、何を始めるのかは分りません。
なんでしょう?思い当たることはなんでしょう?
えっ?占い師??なんちゃって(笑)
外国に行くでしょうとも云われました。
でも、どこに行くのでしょう?分りません。

まあ、色々と未来のことを知りたいなというのと
そのままにしておいた方がいいこともあるのでしょう。

でも、一度とても当たる占い師にみてもらいたいと思ってます。
ただ、本当の占い師はすべてを言わないものなのかも知れませんね…