想い人ブログ

詩人のこころのように綴っていきたい・・・

引き揚げられたタイタニック客船の残骸

2012-07-22 18:27:00 | 想いごと
今日は少し遅く起きたせいか、夢を見ました。
夢は夜も見ますが、朝方によく見ると北山修さんが何かに書いていました。

そういうわけで、階下で母親が仕事に出かける音を聞いて起き、
午前中は来月の夢分析のために資料作りをしていました。

誰もいない家の中はとても静かで、こんな時間ていいもんだなと思いました。
でも、平日の仕事の疲れや人間関係の軋轢がそうさせているのだなとも思いました。

夢分析の資料作りを終えて、幼なじみのレストランにお昼を食べに行った後、
祖母宅へ立ち寄ったのですが、きっと伯母さん宅へ出掛けたみたいで玄関の鍵が閉まっていました。

しょうがないので、自宅へ帰り、インターネットを見ていました。

そうしたら、流れ流れて、タイタニック客船の引揚げられた残骸の写真を見つけました。

昔、映画『タイタニック』は観たことがあるのですが、
ふたりの男女の恋愛物語というより、
船が沈んでいく際の鈍い汽笛の音の印象が強く二度と見たくないと思いました。

僕はあの大きな船というのがどうも好きになれません。
大きすぎるほどの船体は重々しく今にも沈みそうで…

あの鈍い汽笛を聴きながら冷たい海水に浸かって沈んでいった人達はどんな思いだったんだろうなと思います。

何かの偶然なのか必然なのかは判らないけれども、
夢は無意識の表れであり、海に例えられることが多いのです。

海に沈んだ船体の写真や、引き揚げられた船体の一部、乗客の持ち物などを見ながら、
僕の無意識の中にある夢の一部を見つめたような気分になりました。

今日、見た夢は闇の中の闇という感じではありませんでしたが、
自分の中にあるひとつの暗い真実を表しているようにも思えました。

何だかそんなことを考えながらインターネットでタイタニックの引き揚げられた残骸の写真を見ていたら
いつの間にか辺りが暗くなり、パソコンの画面が眩しくなりました。

でも、この静かな音のしない誰もいない家の中で、こうやって想いごとをしているのも悪くありません。

何だか自分の心が落ち着くという感覚があります。

さて、今から借りていたDVDを返しに行かなくてはなりません。

暗い無意識から水の上に浮かび上がるのと同じように、現実に戻ろうと思います。

明日からまた仕事です。
苦手な色々なことも時間と共にこなして行かなければなと思っています…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿