壺井八幡宮  社報

壺井八幡宮の社報「香呂峰だより」や、境内の花や風景等の写真をまとめた「境内だより」です。

第5号 平成21年10月

2010年06月02日 | 社報 香呂峰だより

《はじめに》

仲秋の候、だんだんと涼しくなり秋の訪れを身をもって感じられる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の十五夜は十月三日であるとのこと。少し寒すぎるのではないかと思います。皆様におかれましては、体調に留意されまして、ぜひとも十月十七日の当宮秋季大祭にお参りいただきたいと思っております。

最後になりましたが、皆々様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。

壺井八幡宮 宮司 木大明

《今月の標語》

一念天に通ず  ことわざ

一つのことに専念して一生懸命に励めば、その信念や努力が神にも通じて、いかなることでも成し遂げさせてくれるものです。途中であきらめてはいけません。

《神道のあれこれ》

「狛犬」について

「狛犬」は「高麗犬」「胡麻犬」とも書き、神社の入り口や拝殿の前などに守護と装飾を兼ねた一対の獣形像のことです。狛犬の原型はオリエント、インドにおけるライオン像で、それが支那、朝鮮(高麗国(こうらいこく・こまのくに))を経て我が国に渡来しました。それ故「高麗犬」「胡麻犬」とも書きます。渡来当初は宮殿内の几帳や屏風などの揺れを防ぐオモシとして用いられていましたが、次第に社寺にも用いられるようになりました。

一般的に狛犬は二匹で一対になっており、社殿に向かって右側の阿形(あぎょう‐口を開ける‐)は侵入する魔に対しての攻撃を、左の吽形(うんぎょう‐口を閉じる‐)は防御の形と言われており、「阿吽(あうん)」を表しています。雌雄の別はありません。しかし、一対とも口を開けていたり、閉じていたり、後ろ脚で立っていたりする狛犬もありますし、表情も様々あり、実に多様です。



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