藤枝マリンダイビング BLOG

ダイビング日記を書き込んでいます。

4月30日の石津浜

2007-04-30 20:57:51 | Weblog
今日も「五月晴れにはあと1日」のすばらしい天気でしたが、気温も上昇し、ドライスーツでは暑いこと暑いこと。
しかし水温はまだ16℃なのでウエットスーツでは寒いこと!

透視度は昨日より少し落ちましたが、生き物は結構豊富なので十分楽しまさせていただきました。


まずは、背びれをピンと張ったサンゴタツ。


そして足早に逃げるホウボウの幼魚。追うのは私他3名。


再び現れたヒメヤマノカミです。赤色の目立たない海中ではどちらかというと周りのゴミにまぎれて見つけにくい存在です。


暗い場所が好きなはずのイチモンジハゼが石の上に。
私には従順だったので、とてもかわいいヤツでした。


その他では、アカオビハナダイ(撮影失敗、残念)、キンギョハナダイ、キンチャクダイ幼魚、マトウダイ、タツノイトコ、カエルアンコウ、オオモンハタ、マツカサウオ、コモンウミウシ、ウスミノガイ(ぱふぱふ泳ぎます)など。


Entry 10:23
Max depth -20.4m
Ave. depth -13.0m
Dive time 48min
Visibility 5~8m
Water temp. 16℃
Wave hight 0.3m

4月29日の石津浜

2007-04-29 15:58:45 | Weblog
2週間ぶりの更新です。さぼったわけじゃないですけど、楽しみにしている人がいたらゴメンナサイ

連休2日目で天気は最高!
ドライスーツは暑いぞ!
でもウエットスーツじゃ寒い、と思ったにもかかわらず、3名が元気にウエットスーツで潜りました。
総勢9名がエントリー。

ここのところ透視度良好な状態が続いており、今日もたっぷり楽しめました。

大型のオニオコゼが砂に半分埋もれていました。
ごみ化けしていますので、うっかり手を着こうものなら大変な事に!
カメラに気付いて動き出しました。
エラから吹き上げる砂が、怒っている雰囲気に見えます。


砂に埋まったつながりで、次はヒラタエイ。最近エイが多く目撃されている様です。


こちらは頭隠してなんとか隠さず? それとも潜る途中で疲れ果てた?
多分、ハスエラタテジマウミウシです。


このカエルアンコウ様は雨宿りの風情。
しかし、トトロよりも傘が小さいですね。
周りは水だらけだから日傘か。


その他には、ガラスハゼ、セミホウボウ、タツノイトコ、メイタガレイ、ミズヒキガニ、サギフエ、コウイカなど。
タカクラタツはさすがに毎週いじめられた?せいで、少し場所を移動した様です。
明日も期待できると思います。

Log data
Entry 10:36m
Max depth -20.7m
Ave. depth -14.0m
Dive time 51min
Visibility 8m
Water temp 16℃
Wave hight 0.5m

4月15日の石津浜

2007-04-15 15:10:14 | Weblog
今日は南西の風も収まり、うす曇りながら絶好のダイビング日和となりました。
昨日のうねりっぽい波もほぼ収まり、透視度は更に増して12mと11月下旬並みです。

今日のトップスターは、ハスエラタテジマウミウシ。
今度はきちんと前から撮りました。
頭の部分には縞模様がないので、確定証拠写真になります。


ニシキハゼが一生懸命口を使って砂を掘っています。
産卵のための巣作りでしょう。こいつは♂?


今日のミズヒキガニはチアリーディングではなくファイティングの様です。
向こう側のカニは、武器のシロガヤを手にしていませんが、勝負はついたんでしょうか。


最後に、きれいとキモイの境界線、トゲアメフラシです。
明るい中で撮ると半透明な感じが出てきれいに思えるのですが。
(それって私だけ?)


その他には、ミノカサゴ、マエソ、ダイナンウミヘビ、
スジコウイカ(昨日から群れています)、キンギョハナダイ、
オオモンハタ、稚アユの群れ、ヒフキヨウジ、ハコフグ、など。
来週までこの澄んだ潮が続くといいんですが。

Log data

Entry 10:18
Max. depth -22.4m
Ave. depth -13.9m
Dive time 44min
Water temp. 16℃
Visibility 12m
Wave hight 0.5m

4月14日の石津浜

2007-04-14 21:12:24 | Weblog
明け方の雨と強風で荒れ模様が心配されましたが、朝方には回復し、西風が強いもののいい天気です。

そして、海のほうはいい潮がさして来たらしく、この時期にしてはすばらしい透視度になりました。
-18mでも水面に太陽が見えます。
ただ、ちょっとうねりが入っており、写真撮影は大変でした。

海中の明るさは、この写真でも一目瞭然。
先週と全く同じ撮影条件ですが、背景が見事に青く抜けています。
このタカクラタツ君、当分ここに居座ってくれそうですね。
今日はなぜだかゴメンナサイの下向きです。


またもやサンゴタツですが、久しぶりのホワイトホース!
少し日に焼けて黄ばんで来た?


深場のガラスハゼも今日は背景が綺麗に撮れました。合計3尾を確認。


最後に、かなりマニアックなところで真っ直ぐな殻が特徴のツノガイです。
殻の長さは焼く4cm
一見生き物には見えないほどですが、ちょっと変わった貝類です。


ここで、Ken's ワンポイント講座。

ツノガイは、巻貝をう~んと引き伸ばした様に見えますが、実は巻貝とはかなり縁が遠いんです。
ちなみにアワビは巻貝をタテにう~んと押しつぶしたもので、れっきとした巻貝の仲間。
また、巻貝の殻が無くなるとアメフラシやウミウシの仲間になります。

貝類を含む軟体動物の分類は以下のとおり。
ツノガイは、分類学上も「巻貝」「二枚貝」のレベルで独立した仲間を形成する位、他の貝類とは縁遠い存在なのです。
日本には約70種類がいるそうです。

軟体動物門
|
+-多板網(ヒザラガイの仲間)
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+-二枚貝網(アサリやカキなどの二枚貝)
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+-掘足網(ツノガイの仲間)
|
+-腹足網(巻貝の仲間やウミウシ)
|
+-頭足網(イカ、タコの仲間)

何とこのツノガイの殻を専門に棲家とする「ツノガイヤドリ」というヤドカリもいるそうで、そのマニアックさは人間以上ですね。

Log data

Entry 10:21
Max. depth -21.1m
Ave. depth -14.9m
Dive time 49min
Water temp. 16℃
Visibility 8m
Wave hight 0.8m


4月7日の石津浜

2007-04-07 18:44:41 | Weblog
今日は藤枝マリンダイビング恒例の海開き!
社長のオヤジギャグでは「オープンザシー」

タンク代サービスという事もあって、総勢5名がにぎやか!?に潜りました。
(みなさん、タダというのに遠慮深いですねぇ)

海のほうはというと、
透視度はやや回復して4m程度ですが、水温は15℃。なかなか上がってくれません。
しかし、生き物は豊富でした。そこで今日はがんばって2日分の画像をアップしました。

まずはタツノオトシゴ2題。
サンゴタツはゴミの中にゴミの様な色で隠れていました。
でも、吻端だけが白いというのが気に入ってます。
先月見かけた全身白というのはやはり珍しいのでしょうか?


タカクラタツは先週と同じ場所にいました。今日はなんとかピントの合った写真になりましたが、やっぱり小汚い付着物の中です。


このタツノイトコは腹がパンパン。
この魚はオスがメスから卵を受け取り、育児用の袋で育てるのですが、そろそろ稚魚放出寸前なのでは?


タカクラタツのすぐ下で、あまり見かけないミノカサゴの幼魚を発見しました。
シマヒメヤマノカミの様です。
伊豆で繁殖しているらしいので、いてもおかしくはないのですが、ここでは初物かも。
ちなみにこの写真は左に90度回転してます。頭を下にしていたというわけ。


そして、やっとサギフエの写真をモノにしました。
障害物の向こうへと逃げるので、なかなか撮るのは大変です。
かなり追い回しましたが・・・。
今日は合計5尾を確認しました。


深場では久しぶりにガラスハゼとご対面。
かなり大きくなりましたが、ペアだったはずなのに1尾になっています。
まさか大きい方が食っちまったんじゃないでしょうね。


浮上途中でウミスズメに出会いました。先週見かけた人がいるので、同じ個体でしょう。
鱗が変化した外殻がメタルっぽくストロボの光を反射し、少し透明感もあって以外に綺麗です。



明日は、海はマラソン大会の通行規制により中止。
(全装備で1km位歩けば潜れると思いますが)

その代わりに、昼からバーベQ大会です。


Log data

Entry 10:26
Max. depth -21.0m
Ave. depth -13.7m
Dive time 48min
Water temp. 15℃
Visibility 4m
Wave hight 0.5m

4月1日の石津浜

2007-04-01 18:55:25 | Weblog
昨夜の雨も明け方にはあがり、天気はまずまずでした。
しかし、波高は低いもののうねりが入っているため-20mでも揺れており、撮影は大変でした。

濁りは昨日より強くなり、透視度3m程度しかありません。

きょうのスターはこのタカクラタツです。
しかしピントが甘い。(不器用ですから)
沈んだロープにからまっているのですが、付着物の中に埋もれている上に、うねりで揺れているので大変苦労してこの程度の写真です。やっぱり不器用ですから。



うねりの影響でしょうか、マダラハナキンチャクの根元の砂が流出?して、ウミユリの様になっていました。
で、写真を見てから気付いたのですが、左側にカレイが隠れています。目がわかるかな?


タツノイトコ♂を虫眼鏡マクロレンズで正面から狙ってみました。
目つきはかわいいですね。


セミホウボウも出現。カメラ小僧&カメラ姉々に追われていましたが、流れがあったので逃げてもスピードが出ていません。



サギフエも昨日と同じ場所に居ましたが、撮影失敗です。成功したカメラ小僧さん、BBSにお願いしますよ。

他には、カエルアンコウ(合計4or5?)ダイナンウミヘビ、アミメハギ、ケブカガニ、ミズヒキガニ、ツグチガイ、ボウシュウボラ、ボウズコウイカ、など。


さて、
来週は「海開き」です。
土曜日のダイビングは、太っ腹の社長のサービスでタンク代がタダですよ。
でも今週の水温は15℃なのでウエットスーツの方はそれなりに覚悟を!
日曜日は焼津港マラソン開催による交通規制のため、ダイビングは中止です。
昼よりバーベQ大会を開催します!

Log data

Entry 10:27
Max. depth -21.1m
Ave. depth -13.3m
Dive time 52min
Water temp. 15℃
Visibility 3m
Have hight 1.3m