ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第52回 前橋 だるま市(初市)

2006-01-15 17:20:18 | 写真・旅行・日記・コラム

毎年1月9日は有名な前橋市の”初市の開催日だ。(通称 前橋だるま市
本町通りの国道50号線を全面通行禁止にして”だるま”や縁起物を売る、江戸時代から300年続く伝統ある””なんだ。

なんでも、江戸時代の厩橋(現在の前橋市)の城主”酒井重忠”の時に始まった生活雑貨品生糸の交換市が原点らしい。

夕方から夜の10時頃までが一番の人出だけど、今年は厳寒なので、午後3時に行くことにした。
前橋のだるま市と云えば寒風吹きすさんで寒いのが通り相場だけど、最近の気候にしては珍しく快晴・無風、散歩がてらに最適日和だったよ。
 
本町通りいっぱいに露店が店を広げて、盛んに客を呼び込んでたね。
露店の数も800店程で日本一の規模のダルマ市なんだって。
 

一般的には「家内安全・商売繁盛」の黒ひげ付けた赤い達磨がほとんどだけど、
 
カラフルなダルマも飾ってあったよ。”風水だるま”って云うらしいけど、最近流行りの細木数子の影響かも・・・。色によって金運ダルマ・恋愛運ダルマ・健康運ダルマ~~。

 
だるま市の縁起ダルマの横には「商売繁盛・金持って来い」の”ねき猫”だ。
愛嬌のある顔で見てても楽しくなるから”笑う門には福来たる”だね。

だるまも””まねき猫”も縁起物は値切る駆け引きが大切なんだね。
露店商の言い値で買っちゃだめだよ。 値切るほど福が付くって云うからね。 粋な人は散々に値切った差額を売り子へ御祝儀として手渡すらしいけど・・・。
 
縁日の初市(だるま市)と云えば、露店で煮炊きしてる食べ物だよね、

たこ焼き・たい焼き・クレープ・焼きそば・お好み焼き・じゃがバター・かるめ焼き・・・。 見てても食べても幸せを感じるね。
 
鮒の甘露煮・鮎の串焼き・ほたて焼き・いか焼き・七色唐辛子・・・なんてのも懐かしい!
手軽に食べられる物ならナンデモ有りぃ~だよ。

早速、たい焼き(100円)とホタテ焼き(300円)をGET。食べながらのヒヤカシ見物だ。
 

だるま市の近くの”前橋八幡神社”では参拝人で長蛇の列。
 
昨年のダルマを近くの八幡神社に納めて、火で燃やす”お炊き上げ”のだるま供養もあったね。
縁起だるまの効力は一年間なんでお炊き上げして、次の年は一回り大きなだるまを買うと更に運気が上昇するってダルマ屋が云ってたよ。調子のいい上手い口上だった。

だるまの原材料は古紙(古新聞)だから火が着くと凄い勢いで燃えたよ。
周りの人が焚き火代わりに囲んで暖まってたっけ。

初市の市神様大獅子頭お御輿はダルマ市の本町通りの仮宮に出張中。
 
ここでも大勢の人が参詣して、それぞれの願い事を祈願してたよ。

ダルマは大人用で子供には”綿あめ””おめん””りんご飴”・・・懐かしかったね~。
 
ポケモンやピカチューと並んでカトちゃん・ケンちゃんも張りきってたよ。

昔に比べて少なくなったのは神棚用品獅子頭の露店だね。
 
それぞれ3~4店しか出店してなかった、置く場所も無い日本の住宅事情だからかね。

威勢が良かったのは縁起物熊手だったね。
従来の熊手と並んで変わりもの熊手が面白かった。
 
手が動く”電動まねき猫熊手”や”子沢山まねき猫熊手”なんか気に入ったね~。
少子化にも効果絶大だって・・・。
  
一万円札を頭にのっけて、今年のダルマ屋さんは景気が良いんかね~。

ツトム家は1500円のダルマまねき猫で招福祈って今年も頑張ろ~ってね。

2006 01 15(日) 成人の日(昔)  晴れ・暖かい(最低気温6℃・最高気温13℃)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿