ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

大聖勝軍寺

2008-02-18 05:00:00 | 大阪にて
先日、聖徳太子古戦場の件で投稿しました。

3連休の最後の日でしたが、早速どんな所か確かめに行って来ました。

       

家から車で30分程度でしょうか・・・信号が無ければもっと早く着けると思うのですが、やたらと信号が多く、普通に走っていると信号2~3ヶ所毎に停められてしまいます。
そういう風に作ってあるんですね。

上は道路から見た写真ですが、聖徳太子古戦場の文字がやたらと目立ちます。
その上は佛法元始と書かれています。
あくまで日本でのお話、仏教の祖はお釈迦様なのであります。

       

ここは正式には『大聖勝軍寺』、真言宗のお寺です。
お寺にしては勇ましい名称で、何となく聖徳太子には似つかわしくないように思います。

聖徳太子開基、推古天皇勅願所の文字が見えます。

右の看板は太子堂、全国にいくつもあるのだろうと思います。
上には佛法最初・・・最初と元始はどうちがうのかな?

       

真言宗なので弘法大師の像が置かれているのでしょうが、どうも疑問に思うのです。

聖徳太子や行基の頃には、仏教に宗派はありませんでした。
ところが昆陽にあった行基建立と言われる昆陽寺も今は真言宗のお寺になっていました。この寺も真言宗になっています。
法隆寺は聖徳宗というような聞いたことも無い宗派でした。

聖徳太子が開基ならば、その聖徳宗でもいいのではありませんか?
何故宗派を変える必要があるのか?

        

お寺から言えば、信徒が集まらないと成り立っていかない。
宗派から言えば、沢山の我が宗派の寺を建てることで、勢力を増す。

そんな相互関係があるのかも知れません。

            

ところが四天王寺は法隆寺とともに聖徳太子が建立した寺として有名ですが、既存の宗派にこだわらない全仏教的な立場で和宗という名称になっています。

四天王寺は私の家からでも自転車で行ける距離ですが、まだこのBlogには登場していません。

和宗にしても○×宗とある限り一宗派になってしまうのです。

○×宗と冠の付かないお寺は、この日本には皆無なのでしょうか?

       

こちらは暗くて判りませんが、毘沙門天を祀ってあります。

       

本堂。
1・2枚目の写真には東大寺の金堂の屋根に似た金の角が見えますが、こうやって近づくと後ろは見えません。
新しくお堂を造っているとのことですが、結構離れた所に建てているんですね。

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