ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

生駒聖天 宝山寺

2012-11-13 05:00:00 | 大阪にて

千光寺跡移築広場を後に「他に見たいもんある?」と聞く長男、地図を持って来ていませんから行きたいところがあっても何処にあるのか分かりません。ではと言うことで宝山寺へ行くことに決めました。近鉄生駒駅にはもう何十回と来たことがあり、そこからケーブルカーに乗って宝山寺へ行く人が多いことは知っていましたが、この歳になるまで宝山寺へは行ったことがありませんでした。宝山寺には生駒聖天という冠があり、我が家の近くにも聖天さんと呼ばれる小さい頃に遊んだ記憶のある小山があるので、どんなところだろうとは思っていました。

             

どういう道を辿ったのか分かりませんが、とにかく南下、これが有料道路かと見紛うような信貴生駒スカイラインを通りました。スカイラインと名が付く道路は高野龍神にしてもろくな道路ではありません。未だ高野龍神の方は無料なので許せます。ホンダのFIT、いつも乗ってる車と違い車体が低いので細い山道でスピードを出されると怖いのです。

10分ほどで宝山寺の駐車場に着くと何故か車が多い、未だ9時半ごろなのに帰ってくる人も多いので、何か行事でもあるのかと思いました。後で調べてみると仏名会という行事があったようです。私たちはスカイラインを通って山の上の駐車場に停めましたが、生駒駅の方から来る車は宝山寺の前の駐車場に停めようと思っているのか、入れきれないので道路に車が溢れています。

写真は車を置いて、お寺へ向かう道すがら東の方を撮っています。真ん中に左右に走る低い山並みまでが生駒市、山を越えると奈良市です。そのずっと先にまほろばの山々が重なっています。

             

ここは未だ駐車場の中、すでに金剛院という交通安全の祈祷所がありました。

             

己を知ることが一番難しく大事だと説く弘法大師の言葉、私は自分のことを知ろうとしてこのブログを続けていますが、確かにいつまで経っても自分のことを知ることは出来ません。そんなことは死ぬまで解らないのだろうと思うようになってきていますが、自分のことを知るまでは世の中のことや他人のことをいろいろ考えてはいけないとは思っていません。

                       

こちらが本殿、後ろの岩は神倉神社のゴトビキ岩を想起させます。

             

手前の建物は庫裏、山に多宝塔が見えています。実はここからの方が道が険しかった。

                       

本堂の手前にあった宝塔、宝が収められているようなようには見えません。

             

本堂の前には利き酒?いやお神酒?境内で勝手にお酒を飲んでもエエように、樽酒を置いているというお寺は初めてです。因みに私は飲んでませんよ。

             

七福神もありました。宝山寺と言うからお寺なのでしょうが、お寺なのか神社なのかハッキリしません。だいたい真言宗のお寺って、書けば怒られそうですが、このように曖昧なお寺が多いですね。

             

一段上に上がると本殿と拝殿(手前)の屋根、ここだけ見てたら、神社ですよ。

             

ここで初めて仏教寺院、文殊堂です。神仏習合なのか、本地垂迹なのかよく解りませんが、私には非常に理解に苦しむお寺ですね。

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