3匹の子豚との日々 =DIAS CON MIS TRES CERDITOS=

スペインSpainのサラマンカSalamancaのラ・アルベルカLa Albercaから不定期につづります。

森を見て木を見ず?

2011-02-27 06:24:57 | Hymne a l'amour
昨日の散策の続きです。
川の近くまで降りて、今度は上りで、栗の森のほうへどんどん
入っていきました。

この間の雪と雨で、まだ道がぬかるんでいるところがあって、
何やら動物の足跡が・・・



いのししだそうです。
お隣のサンティさんも言ってました。
このあたりには、キツネといのししが出るって・・・。
キツネは、雪の日に足跡見たので、うろうろしてるみたいだし・・・。

山のほうに栗林を持っているペドロもイノシシが土を耕してる、
と言ってましたし、ここでは極、普通のことのようです。



こんな感じで掘り返してるんです。。。
木の実や木の根や草の根など食べ物を探して・・・。

さぁ、もっと、どんどん森の中へ・・・。





たまに不思議な巨木がありました。
樹齢何年くらいなんでしょうね。。。
100年は超えていそう。。。
すごいなぁ~。
近くに寄ってみたいけれど、誰かの土地だから・・・。

栗林は、今は葉っぱがないので、枝が全て丸見えだし、
青空が広がってますが、葉が生い茂ったらどうなるんでしょう。。。
とても楽しみです。


この間から、ボケボケ写真を載せていますが、
野の花は、密やかに、可憐に、道端で咲いています。
誰も気にしてなくて、一生懸命カメラを向けている私は
きっと変な人なんでしょうね。。。

今朝撮ったのは、ちょっとくらいましかも・・・。



タチイヌノフグリ?それともオオイヌノフグリ?



ヒメオドリコソウらしい。



オドリコソウ?



これは?



トカゲちゃんも。。。ラガルティハ(lagartija)
昔々、ラ・アルベルカが貧しい村だった頃、食糧不足の時には
捕まえて食べたそうです。。。
カエルの足っぽい味で美味しかったそうです。




昨日ある人からメールがきて、この間の水玉さんの記事
同じようなことを言われてしまいました。
癖に気づいて、因縁解きをした方がいいって。。。
もう時間がないって、遅れてるって。。。

私は、私なりに一生懸命生きてきて、その場その場で解決して
きているつもりだったけれど、まだ解かなきゃいけない因縁が
残っているのかぁ~と、今日はちょっといろいろと考えて
しまいました。

確かに、思い当たる癖が、あることに気づきました。。。
(というより、気づいていたけど、無視してたかも・・・)
私は自分のことをいつも後回しにしちゃうんですよね。
これは、いい意味だと、心が広いとか、思いやりがある、とかに
なるのでしょうが、悪い意味だと、優柔不断で、とろくさい・・・、
逃げ出す、現実逃避ってことでしょうか。

妄想の世界に入り込んで、現実逃避をしてしまうんですよね。。。
いけない、もっと地に足をつけて現実を生きなくちゃ、って思うの
ですが、ついつい。。。

特に、相手がある場合は、相手のせいにして、ぐずぐずしてなかなか
行動をおこさないっていう悪い癖。。。
そして言い訳はいつも、「待っていたから・・・」。
相手を尊重しすぎて、というか、一緒に歩きたいから、相手がエンジンを
かけるまで待った方がいいなぁって思っちゃうんです。

ずるいのかな・・・。
これって、自分が自信がなくて、出発したくないのを相手のせいにして、
相手が動かないことをいいことに自分も動かない、という、自己弁護を
している、行動パターンみたいですよね。。。

振り返れば、それでタイミングを逃してきたことが多々あります。
自分だけで決めてできることは、割とスムーズに行くけれど、
相手があると、いつもそんな感じ。。。

相手の呼吸に合わせてしまう。流れされてしまう。。。
そして、それでいいや、って思っている自分がいる。。。
時間つぶしをしながら、どんどんわき道にそれちゃう。。。

端から見たら、ただ時間をつぶしているように見えるかもしれない、
わき道にそれて、寄り道しているように見えるかもしれない、でも
私の中ではその間もずっと学びは続けているし、待つという環境の
中で、精一杯のことをやっているから、それでいいと思って
いたんですけれど、そういう考え方がいけないのかな・・・?

独りでちゃっちゃとやった方がいいのかなぁ~。
でもね、それって、淋しいよなぁ~って思っちゃって・・・。
皆で助け合って、協力し合ってやりたいじゃないですか・・・。
依存ではない、強調しあって、皆で顔晴りたいんです。
独りで、がつがつやるよりも、皆で和気相愛で楽しく・・・。

だから、ついつい待ってしまう・・・足並みが揃うのを・・・。
でも、それって間違ってるってこと・・・?
見切り発車じゃないけれど、待つのはやめて、とりあえず、
私が先に歩き始めてしまった方がいいってことなのかな・・・。
追いついて来てくれることを信じて・・・。
私は私、私のことは自分でやらなきゃね。。。

やりたいことは、ほぼ、決まってるから、実行に移していくだけ。。。
病気でも、できることから始めたらいいんですよね。
全部いっぺんにじゃなくて、少しずつ、一歩一歩・・・。

大きいことや非現実的なことや観念的なことばかり言ってるばかり
でなく、現実を生きないとね。。。
木を見て森を見ず、じゃなくて、私の場合は、森を見て、木を見ずに
なっているかもしれない・・・。

例えがちょっと変かも・・・。
森を見て森を歩かず・・・かな。ちゃんと歩いて進まなくちゃね。
外から見てるだけじゃ分からない、中に入って、歩いてみないと・・・。
まっすぐの道もあれば、くねくね道もあるし、お花も咲いてるだろうし、
鳥や動物がいるかもしれない、外から見るだけじゃ、本当の姿は
何にも見えないし、分かったとは言えないもの。

ありがとう!メッセージをくれて。。。
私にまた自分を振り返るきっかけをくれて。。。
独りでも歩き始めなければいけないと気づくチャンスをくれて。。。
まだちょっと揺れ動いているけれど、少しずつ少しずつ歩いていきます。
感謝しています。本当にありがとう!



今朝のアーモンドの花。
昨日よりも増えています。。。

一つ上の写真は、今朝の日の出。
ちょうど雲があって、なかなかいい感じでした。


気になる記事リンクをいくつか・・・。

◆どくたーこにぃ~さんの、【自分の心の中の状態が変わると、見える世界が変わってきます】

◆リーマンさんの、【明るく捨てる練習】

◆Earthanksさんの、【この地球で今おきていること ∞ すべてはささいなことから 】

◆Hamさんの、【人間嫌い】

◆まさこさんの詩、【つながっているということ】

◆とおこさんの詩、【呼吸する愛 】

◆ルナ☆さんの、【偽のラーの時の終わり (2/25)】



26/02/2011
晴れ。雲はあるけれど、青空広がってる。
ちょっと風があって肌寒い気もするけれど、ぽかぽか陽気。

昨日、アントニオおじさんが、週末はまた寒くなるぞ~と言ったように、
夕方から冷えてきたかも。。。
恐るべし、山の人。天気予報ばっちりです。。。

夕方買い物にでかけたら、村には観光客がいっぱい来てました。
やっぱり春になるとにぎやかになるんですね!

今日は故岡本太郎さんのお誕生日。(1911.2.26)
生誕100年とかでドラマがやってた。
沖縄の久高島の神事って12年に1回で1966年ってなってたけど、
午年にやるってこと?
そうみたい。神の島・久高島
イザイガー(久高島)


1.24
コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月26日(土)のつぶやき | トップ | 2月27日(日)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
栗の巨木は? (tarumityoukiti)
2011-02-27 09:09:05
林の中の「栗の巨木」は何のために出来たのですか。日本には薪や炭の原料を作るためにブナやクヌギなどを切ることがあり、巨木のようになっているところがあります。まさに里山の風景です。
有名な例として山形県と秋田県の境にある鳥海山の麓のブナ林にある“あがりこ大王”、そして大阪府の川西にあるクヌギ林の“台場クヌギ”(クヌギおやじとも)です。後者は炭材だけでなくシイタケのホダギでもあります。また、クヌギは樹液を出すのでクワガタムシやカブトムシの宝庫であり、日本の国蝶オオムラサキがみられます。
小さな白い花はオランダミミナグサ、紫色の花はホトケノザではないでしょうか?
返信する
tarumityoukitiさんへ (ひろみ)
2011-02-27 18:31:40
何のため、というよりも毎年剪定をしたら、いつのまにかこうなった・・・という感じなような気がします。
こちらはかなり大胆に剪定します。剪定時期も決まっているそうです。1月の満月から2月の満月を過ぎて新月くらいまでだそうです。

剪定した後の枝はもちろん、薪として使います。ここでは、炭は特に生産していません。
最近は、土地の持ち主がきちんと手入れしているところもありますが、長年手入れがされていないところも多いので、荒れ放題になっているかも・・・。(例えば、我が家の家の前の雑木林のように・・・)

ここあたりはは、栗、胡桃、柏、サクラ、りんご、プラム、アーモンドの木が多いようです。今は葉っぱがないので、木肌と枝ぶりをみて判断しています。ブナやクヌギやシイもあるのかもしれませんが、まだ見分けられないので・・・。

オランダミミナグサにホトケノザですか!チェックしてみます。ありがとうございました。
返信する
『里山』を感じましたので・・・。 (tarumityoukiti)
2011-02-27 20:07:20
・・・まさに里山の風景です。・・・
と、書きましたが、『里山』ラサラマンカの写真を見ていたら、人々の汗を感じる人の手が入った整備された林を感じていました。
一度、なぜあのように一メートルくらいの高さから「ヒコバエ」が出ているのか村の人に聞いてみてください。私の想像では暖炉に入れる薪を作るのか、木によっては何かの目的で切ったのではないかと思っています。
このブログの表紙のように『里山』の語感にぴったりの林の中で、自然観察の目を養ってください。子供たちには彼らの豊かな感性を引き出し高めるようにしてください。決して大人の五感を押し付けないように・・・。
返信する
Unknown (ひろみ)
2011-02-28 07:55:16
「ヒコバエ」って何?と思って、思わず検索してしまいました。

今日もう一度森に入ったときに、気にしてよく見たら、何本か剪定したばかりの木がありました。

スペインでは、街路樹の剪定も、思いっきり大胆なので、このやり方が薪のためなのか、単に習慣なのは、聞いてみないと分かりません。

先ほど書いた最新記事で、今日のお散歩で見た木々の写真を載せていますので、ご覧になってみてください。

同じところでも歩くたびに見えるものが違って、面白いです。春になって若葉が出たら、また見え方が変わるでしょうし、楽しいですね。
子供達も、すっかり、山の子になりつつあります。

昨日も今日も、外で虫探しをしてました。今のところばったを捕まえてきています。とかげも捕まえようとしているみたいですが、逃げ足が速くてまだ成功していないみたいです。(持って帰ってきても飼えないから、捕まえちゃ駄目と言っているのですが・・・)
返信する
つづき (ひろみ)
2011-02-28 08:23:07
「ホトケノザ」です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hotokenoza.html

アップの写真がありました。
「仏の座」「三階草」ともいうんですね。
スペイン語では、zapatitos, conejitos, ortiga mansa らしいです。

でも、「オランダミミナグサ」は検索したけれど、写真が違います。
5弁じゃなくて、もっと花びらがたくさんある、とても可憐なお花なんです。
返信する

コメントを投稿