バスでマドリッドへ

先日のＭＲＩの検査結果を聞くため、マドリッドへ行ってきました。
今日は知り合いがサラマンカへ行かないので、
自力でバスにのって行くことに。

朝７時に家を出て、のんびりてくてく歩いて、村のバス亭へ。
バス代、サラマンカまで、5,10ユーロ。

早めに着いたけれど、あまり寒くなくて助かりました。
７時１５分ごろバス到着、５分ぐらい停車して出発。
まだ外は真っ暗。。。

途中で夜明け。



バスの窓が曇っていたので、変にぼやけてますが・・・。
雲が厚かったので、地平線にほんの少し夜明けの気配・・・。

サラマンカに着いたのは、８時半。
マドリッド行きのバスの切符を買いに窓口へ。
往復で、32,40ユーロ。

乗客が少なくて、２人席に１人でゆったり座りました。
最初のうちはネット接続してメールチェックとかしましたが、
途中からこっくりこっくり寝てました。

マドリッドに着いたのが１１時半。
地下鉄を乗り継いで病院へ。
１２時半の予約で１２時１５分くらいに受付。
１０分くらい待って、さぁ、私の番。。。

先日３日のMRIの検査結果を聞いて、手術についての話に
なるとばかり思っていたら・・・、検査結果まだ出てないんですって。。。
「今日明日に出ると思うから、木曜日に来てください」
「ええっ～！！！」

いくら文句を言ったところで、検査結果が出ていないんでは、
どうにもなりません。。。

日本だったら、前日に翌日の予約確認して、もしも検査結果がまだなら、
あらかじめ予約変更の連絡なんかあるんでしょうけれど・・・。
さすが、スペインです。

スペイン人にこういう決めの細かい心遣いを求めること自体が無理～！
ということで、今日は何も進展はありませんでした。
往復のバス代、42ユーロちょっと、返せ～っ！と叫びたい気分です。


この間３日に前に住んでいたところに寄ったときに郵便物とかもらってきて
携帯モデムの請求書が、あまりにベラボウだったので、携帯会社にクレームを
入れて、請求書は無効ということになったはずなのに銀行からこんな請求書が
来てるけど、引き落としていいのか、と確認の電話が来て、夫がブチ切れ！
昨日また一日携帯会社に電話。。。

月３９ユーロという話だったので、１つ契約したのに、２つ送られてきて、
すぐに、何故２つ？と確認の電話をしたら、１つはプロモーションで使った分
だけの支払いだから使わなかったら関係ない、と言われ、どちらが月ぎめで
どちらが使った分だけなのか明記がないので、聞いたら、どっちも同じ、という
説明だったので、とりあえず、番号が若いカードを入れて使っていました。

ところが、請求書の金額は３９ユーロではなく、１５９ユーロ+消費税。
計算が合わないので、すぐに電話していたというわけです。

電話クレーム係りの人は、マニュアルどおりの対応しかできないので、
説明に困ると、別の人に代わったり、ひどい人は途中で切ってしまったり・・・。
夫の怒りはどんどんエスカレートするし、大変でした。

２つのモデムのどちらが、月ぎめでどちらが使った分だけなのか、確認の
ために、聞くと、聞くたびに違うんです。
どういうこと？

というわけで、今日、私がマドリッドに行ったついでに病院の近くにあるお店で
直接確認してみたら、昨日の段階の月ぎめどおりだったので、とりあえずまぁ、
いいか、って感じです。

途中で夫から電話があって、使った分の方は、もう契約解除する、と言ったし、
携帯モデムも別の会社と契約することにしたから、新しいモデムが届いたら、
月ぎめのほうも契約解除するから・・・ということに結局はなっているんです。

このモデムに関するやり取りの電話を横で聞いていて、解決に全く近づかなくて、
お互い平行線。携帯会社のほうは、言い訳が毎回変わるし、担当者が変わる度に
同じことを何度も何度も説明をしなければいけない、という堂々巡り・・・。
何を意味しているのか、とずっと考えているのですが、どうもよく分かりません。

最初に契約の時点で、他社との比較もせずに、契約してしまったのは、私達側にも
問題はあるでしょうが、どうみても、携帯会社の管理のずさんさが露呈し、
電話係員の教育がいい加減としか思えないし、プロモーションを各種やりすぎて、
収集がつかなくなっている・・・、って感じです。

お店に行ってみて、友達を紹介して契約したら、５０ユーロ差し上げます、とか
電話の機種と通話時間やデータ通信の契約内容の違いの表があったり
いろいろなキャンペーンをやっていました。

携帯もモデムも、最近は顧客獲得合戦が激しく、値段の競争、機材はタダとか、
以前では考えられないようなサービスですが、必要のないサービスを受けても、
消費者は嬉しいわけではない、ということに気づいていないようです。

まぁ、消費社会の末期的症状を目の当たりにしたような気がしました。

情報に関して、通信網・インターネットの発達で、いつでもどこでも
欲しいときには情報を得られる、というとても便利な時代になりましたが、
これも良し悪し。。。
いろいろな誘惑がたくさんありますが、振り回されないようにしないと・・・。
自分にとって必要か必要でないか、しっかりと選択しなくてはいけないなぁ～、
とにかく、自分自身の軸をきちんと持って、周りに流されてしまうように
しないといけないなぁ～と、再認識しました。


マドリッドからの帰りは、３時のバスに乗り、５時半にサラマンカ着。
６時１５分発のバスでアルベルカへ。
帰りは、なんだか気分が悪くなりそうだったので、ほとんど寝てました。
寝ながら、夢うつつでいろいろなものが見えたのですが、今はもう何にも
覚えてません。

アルベルカ行きのバスに乗ってすぐの頃、ちょうど夕焼けでした。
西の空は、雲が多くてほとんど夕焼けは見えませんでしたが、
東の空には薄いピンク色の夕焼けが優しく広がっていました。

一番上の写真が、サラマンカの町の郊外の夕焼け。
アルベルカの山・山・山とはちがって、平地なのでだだっ広いです。。。



こちらは、薄いピンク色の雲と上限の月。
バスの窓のシールを避けたのですが、ちらっと入ってしまいました。。。


11/01/2011
晴れ。移動中のバスの中では、霧と雨。
行きのマドリッド行きのバスの中で、お日さまのシャワーを見ました。
バスに乗っている時間はほとんどが暗いし、動くので、
いい写真がとれない・・・のが残念です。

上限の月。

12.8