今回はまじめなお話
トイ君の学校はいろんな国の生徒さんがいます
トイ君のように両親が英語圏の人じゃないと
英語が上手く話せない子もいます
そういった英語を母国語としない子供達のために
英語の補習授業(English Second Language)があります
特にトイ君の学校はそのESLが充実していると評判です。
それが次の3学期からそれが大きく変わることになりました
今までは各学校でESLの授業を行っていましたが
今度からはゴールドコースト全体で
そういった英語の勉強が必要な生徒さんを2箇所の学校に集めて
集中英語学習(Intensive English Program)を行うということになったのです。
今までは週に何回か、普通の授業を抜けてESLに行ってたわけですが
今度からは月~木までの4日間、英語の集中授業を丸1日行い
金曜日だけIEPのセンターの付属する学校で普通授業を受けるというのです。
たまたまトイ君の学校は2箇所のセンターのうちの1つなので
学校を変わることもなく、面倒なことはないのでよかったのですが
他の学校の子達はどちらかの学校に変わるということなのでしょうね。
IEPの授業は1年間だそうで、そのあとは元の学校に戻れるのだろうけど。
トイ君もこの1年間の集中授業で英語が上達してくれればいいのですが。
でも、月~木までは英語ばっかりやるわけで
じゃあ、他の教科は大丈夫なのか?
英語の勉強をしながら一応は普通の勉強もするらしいですが、メインは英語
結局、英語が分からなければ
普通のクラスで授業を受けてももチンプンカンプンなので
早く英語をマスターしてみんなと一緒に普通授業を受けれるようになることが
このプログラムの目的なのです
それに、こっちに住む日本人の子供達は
普通の学校だけでなく、日本人補習校や塾に行ったりしている子が多いです
日本語の読み書きや算数などもできるようになるために。
ゴールドコーストには日本人学校がありません
シドニーやメルボルンにはあるみたいですが・・・
その代わり、日本人補習校と言うのがあります
日本人補習校は毎週土曜日の午前中に日本の教科書で授業を行っています
遠足や運動会授業参観入学式に卒業式などもあるらしく
日本の学校そのままと言う感じです。
ただ、毎日じゃないので結局は現地の学校にも行かなければならないのです。
ゴールドコーストには補習校の他に日本人経営の塾もあります
トイ君はあおば塾という日本の教科書を使って授業をしてくれる塾に通っています
ところが、そのあおば塾の先生夫妻が日本に帰られると言うことで
今学期で閉鎖することになってしまいました
となると、他の塾に行くか?日本人補習校(うちから遠い)に行くか?
どこにも行かないと言うわけにはいかないし
こっちに住んでいても日本の勉強もやらなければならないなんて
子供にとっては大変だとは思うけど
日本人としてはやっぱり日本の勉強もして欲しい
だけど、もともと小さい時に言葉が出るのが遅かったトイ君は
同じ年代の子に比べると未だに日本語もいまいちな時がある
だから、去年は1年ちょっと日本の学校にいってたわけで・・・
そんなトイ君にとっては、もしかしたら過酷な状況なのかもしれない。
同じようにオーストラリアで生まれ育った日本人の子でも
すでに英語も日本語もペラペラしゃべってる子はたくさんいる
そう言うのを見ると、親としてはすごく焦るし不安にもなります
(でも、先生のお話ではトイ君は英語がかなり上達してきたらしい・・・)
ピカ君も3歳の割にはやっぱり言葉が遅い
本の読み聞かせだって、毎日欠かさずやってきたのに
何がいけなかったの?どうして?
実際、私はヤバイほど悩んできました
だけど、大変なのは私じゃなくて子供達なんだって思うのです
言葉の違う国での生活、言葉の違う友達、2ヶ国語での勉強、親の期待・・・
親として、何ができるんだろう?
悩みは尽きないのです
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