ON AND OFF (2nd Stage)

元気にオートバイに乗れる幸せ。

V11フェンダーレス化

2013年05月31日 | Moto Guzzi
先週の名古屋往復時に取りつけボルトが脱落したV11のリアフェンダー。
ノーマル部品を取っ払ってみたところ、非常にすっきりして、秀逸なデカ尻シートカウルの機能美が強調されて好印象。
だったら…と小振りなテールランプとナンバープレートのステーに交換してしまおう、と言う事になった。


古くてマイナーなV11は、気の効いたフェンダーレスキットなんてものは期待できないから(あったとしても高そう)、汎用品の適当なものから選ぶしかない。
この手のパーツはミニバイクのアフターパーツを手掛けている各社からLEDテールランプとナンバーステー一体型になったものが多数がリリースされているけど、どれもアルミ製が多い。
ここは切った貼ったしやすい樹脂製の方が加工するのに圧倒的に楽。


但し、樹脂製で目当てのパーツがなかなか見つからない。
オフ車向けであれば樹脂製の汎用パーツがちらほら見つかったので、今回はセローのパーツでもお世話になっているDRCさんの製品を購入する事とした。

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パーツ名は DRC Moto LED エッジプラスチックホルダー
ネット通販で7000円ちょっと。附属品にボルト/ナット、スペーサーやハーネス加工用のギボシ端子まで同梱。

現行仕様のウインカーはヘプコのトップケースステー干渉問題に対応するために交換したActiveのナンバーサポート一体型のLEDウインカーを装着しているのでそのまま流用するつもり。

部品はすぐ届いたので、早速現物合わせ。
純正フェンダーの固定ステーを外し、シートレールの同じ場所に汎用のエーモンステーを締結。
キットの最後部に2か所穴あけし、純正インナーフェンダーに共締め。合計3か所で固定してみた。
強度と重量からこれで十分だと思う。

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また、泥水が思いっきりかかる場所なので、念のため100均で見つけた隙間テープを張り巡らしておいた。


購入したキットは何故かナンバープレートの穴位置が合わず新しく空け直した。
後は純正ハーネスに合わせる形でギボシ端子を圧着するだけ。


結局、現物の位置合わせ、装着穴を空けるまでが一番時間を要したけど、固定してしまえば後は訳ない。


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出来上がりはこんな。
写真のリフレクターは純正流用。

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どうでしょう、お尻回りが かなりすっきりして軽快な感じになった。
本当はもう少し手前に出したかった。やっぱり昼間の明るい時に慎重に位置決めをするべきだったか。。。



1200SPORT試乗

2013年05月27日 | Moto Guzzi
気が付けば前回のオイル交換から3000Kmを走行。


ひょんな事から、「1200Sportを試乗しにおいで~」とお誘いを頂いたので
ツーリングがてら名古屋にあるMOTOBLASTさんで作業頂く事にした。
名古屋は30歳台の頃、10年間住んでいた第二の故郷。さながら「里帰りツーリング」と言ったところか。。。


ただの移動では面白くないので、早朝から走り出して鈴鹿スカイライン経由で三重県入り。
名古屋時代は足回りやキャブのセッティングで良く通った道なので懐かしい。

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休日は御在所岳の登山客で路上駐車や挙動不審なマイカーが多く注意が必要。


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これまたお散歩コースだった木曽三川公園で休憩。堤防道路は相変わらず気持ちいい。


と言うわけで、寄り道しながら開店直後のお店に到着。
オイル交換の作業を頂いているあいだ、早速クワトロバルボーレの試乗開始。。。


ざっと、お店の周りをぐるっと走り回った感想など。。。 (あくまでもV11比)


・エンジン

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OHCに全面刷新されたエンジンはとにかくスムース。
低回転から高回転域までどこも引っかかるところが無く、トルクも太い。
当然、鼓動感やドキドキは希薄だけどエンジン自体が無機質でつまらないか?と言うとそうでは無く、柔らかいパルス感はしっかり残っている。でも、個人的にはV11以前の雑味がある2バルブOHVの方がやっぱり好き。
わかっちゃいるけど、新しい技術で設計するとこういうフィーリングになるのね…。

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ぶっといサイレンサはさぞかし消音効果が高いと思いきや、予想を反する図太くて元気のある排気音。
特にアイドリング時はノーマルマフラーとは思えないほどの迫力。


・ハンドリング
ちょっと立ちが強い感もあったけど、V11は低速で切れ込むからそう感じるのかも?でもやっぱり重心は高め。山道走ってないからあまり良くわからなかった。


・車体

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今時の造りでカッチリしている。シートは柔らかくて尻痛にならなそう。一番気に入ったところはパニアケースがきれいに装着できる事。これ、旅バイクにはとても重要。
対策済みのサイドスタンドでも、まだ傾きが大きくちょっと怖い。右側通行用だから仕方ないか。
ライポジを取るとガソリンタンクが胸の位置まである。これだけ重心高いとグラっときたら大変?


・総合

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信頼性や総合性能ではV11の比じゃないけど、乗りかえるか?と言われればやっぱりV11に乗ってた方が楽しいのは事実。
良く言われる事だけど、一度濃い味付けに慣れてしまうと、なかなか薄味に戻れないんですよね。。。
乗り換えるなら、先祖返りしかないか?
あえて言うなら、個人的にこのエンジンであればステルビオかな?


乗り易く、楽に速く走れるモデルが乗ってて面白いとは限らないのがオートバイの奥深さ。
でも、国産車や4発を乗り継いできた人にしてみれば十分個性的なモデルだし、モトグッツィのテイストは楽しめると思う。
自分も、以前にBMWを乗ってたけど、ボクサーツインは無機質で面白くないし、皆乗っているから嫌。もう少しエキサイトメントが欲しい!という人にはうってつけじゃないかな? グッツィにしては壊れにくくなっているそうなので、イタ車入門にも良い選択かも。

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走行2,000km台でこのお値打ちな価格です。
興味のある方はお店にお問い合わせください。
(この値札付けたまま走り回ってましたw)


さてさて、話はV11に戻ってオイル交換のリマインダー。
・エンジンオイル eni i-Ride 10W-60
・ミッションオイル ASH PSE 80W-90
・ファイナルギアオイル Motul GEARBOX 80W-90
・純正オイルフィルター(Oリング)交換
※ 次回 24,000km走行時にエンジンオイルのみ交換の予定。


いつも同じ銘柄なので特筆事項は無いけど、感覚的にそろそろシフトリターンスプリングの寿命が来そうな予感。
(過去実績は6,000km毎に折損/現在3セット目)


帰りは東名阪~名阪国道で奈良県 月が瀬の川沿いの道をクネクネと。

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途中の茶屋では毎回いただく草餅と宇治茶で小休止。これがやめられまへん。


帰宅後、軽く車体を拭いていたらリアフェンダーの異変に気付いた。
どこかのボルトが脱落していたらしく、グラグラ。

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点検の為、フェンダーを外してみたらレーサーみたい。急遽このままフェンダーレス仕様にしてしまおうか画策中。