ほんと、皆に心配かけてごめん。
コメントしてくれた人やメールしてくれた人に本当に助けられました。
人に助けられて涙が出たのは初めてかもしれません。
昨日の日記の理由なんですが、
冷静になって考えればただのダダっ子なんです。
持っていないオモチャを欲しがる子供みたいな・・・
うちは母方はお母さんしか子供がいません。父方も親父以外は皆女性なんです。
そんな両親が結婚をする中で、両親の親族との間で約束ごとがあったそうです。
長男は父方の性「井上」を継ぐ
次男がもし生まれたら母方の姓「岡」を継ぐ。
そして、俺と弟が生まれました。
「名前」を継ぐなんて、古臭いかと思ってたんですが、
父方は分家ということもあり、名前を継ぐといっても形だけ「井上」を残したい。という程度らしいんですが。
どうやら、母方は特に昔から持っている土地と田舎の縛りがあるらしく、
土地を守るための後継者が必要だそうです。
そんな中、母方のおじいちゃんが倒れました。
親族は大慌てで、後継者に「岡」を継がせようと動きます。
うちの両親も、約束事という事で、弟とは事前に話し合っていたそうです。
「井上」を捨てて「岡」、つまり実のおじいちゃんの「養子」になることを。
母方のおじいちゃんは広島に住んでいて、
その広島のおじいちゃんの家は、田舎で何もないところだけど、いつ行っても同じ光景があり、そこには何にも動じない確かな何かがあるように思えました。
そして、そんな広島のおじいちゃんの家は
転勤族の親を持った俺の唯一の故郷でした。
それが、弟が「岡」を継ぎ、俺が「井上」を継ぐ、
そんな親や親族の「約束事」。それも「風習」というただそれだけのせいで、俺から故郷を奪おうとしているように感じました。
生まれた家もしらない。
転勤を繰り返し、友達もそのたびにいなくなる。
せっかく作ってもなくなってしまう。いなくなってしまう。
俺が何を言おうと何をしようと変わらない、大人の都合で。
そんな中、広島だけが、変わらない土地だったんです。
いついってもおじいちゃんがいて、
そこには、夏は川でカニやカエルを捕まえたり、
冬は家の外にある臼に張った氷が丸い形のままとれる。
軽トラの後ろに乗って田んぼまで行って農作業の手伝いをし
家に帰ったら泥だらけのままおじいちゃんとお風呂に入る。
ちっちゃい頃お思いでです。
高校の時くらいから、部活でいかなかったり、
大学受験を機に行ったのは2度ほど。
でも、俺にとっての大切な、かけがいのない、おじいちゃんにくるまれて育った故郷です。
それが、俺の故郷じゃなくなる。
場所はあるでしょう。これからも変わらず
でも違う。
そこは俺がいるべき場所じゃない。
俺は「井上」であって、「岡」じゃないから。
そんな事を知った時、どうしようもなく涙が出てきて
でも、親父から一言
「じゃあ、お前が継ぐか?
その代わり、一生広島の土地を守っていかなきゃいけないし、
土地の風習や親族の代表として重いものを背負って生きていくことになるんだぞ」
と言われたとき、
心の底から「嫌だ!!」と思いました。
俺は安定を求めてきました。
転勤族の親を憎んだこともあったし、
たぶん、人より土地に対するこだわりが強いと思います。
でも、俺の本質はたぶん、自由に生きたいんだと思います。
誰にも縛られずに、気ままに過ごしたい。
俺の求める本当の意味での安定はそこにあるんだと気づきました。
だから、昨日俺は自分の意思で弟が「岡」を継ぐことを認め
自分が「井上」を継ぐことを決めました。
だけど、どうしようもなく、感情が止まらなくて
自分で「井上」で生きることを決意したから
だからこそ、もう「岡」の血からもっとも遠いところにいる自分がわかって。
今まで当然あった、大きな大きな故郷をなくしたという気持が溢れてあんな日記になっちゃいました。
今は、大分落ち着いてきて、
受け入れなきゃいけないんだなと感じています。
ほんと、なんか意味わかんない文になっててごめんなさい。
すこしすっきりしました。
コメントしてくれた人やメールしてくれた人に本当に助けられました。
人に助けられて涙が出たのは初めてかもしれません。
昨日の日記の理由なんですが、
冷静になって考えればただのダダっ子なんです。
持っていないオモチャを欲しがる子供みたいな・・・
うちは母方はお母さんしか子供がいません。父方も親父以外は皆女性なんです。
そんな両親が結婚をする中で、両親の親族との間で約束ごとがあったそうです。
長男は父方の性「井上」を継ぐ
次男がもし生まれたら母方の姓「岡」を継ぐ。
そして、俺と弟が生まれました。
「名前」を継ぐなんて、古臭いかと思ってたんですが、
父方は分家ということもあり、名前を継ぐといっても形だけ「井上」を残したい。という程度らしいんですが。
どうやら、母方は特に昔から持っている土地と田舎の縛りがあるらしく、
土地を守るための後継者が必要だそうです。
そんな中、母方のおじいちゃんが倒れました。
親族は大慌てで、後継者に「岡」を継がせようと動きます。
うちの両親も、約束事という事で、弟とは事前に話し合っていたそうです。
「井上」を捨てて「岡」、つまり実のおじいちゃんの「養子」になることを。
母方のおじいちゃんは広島に住んでいて、
その広島のおじいちゃんの家は、田舎で何もないところだけど、いつ行っても同じ光景があり、そこには何にも動じない確かな何かがあるように思えました。
そして、そんな広島のおじいちゃんの家は
転勤族の親を持った俺の唯一の故郷でした。
それが、弟が「岡」を継ぎ、俺が「井上」を継ぐ、
そんな親や親族の「約束事」。それも「風習」というただそれだけのせいで、俺から故郷を奪おうとしているように感じました。
生まれた家もしらない。
転勤を繰り返し、友達もそのたびにいなくなる。
せっかく作ってもなくなってしまう。いなくなってしまう。
俺が何を言おうと何をしようと変わらない、大人の都合で。
そんな中、広島だけが、変わらない土地だったんです。
いついってもおじいちゃんがいて、
そこには、夏は川でカニやカエルを捕まえたり、
冬は家の外にある臼に張った氷が丸い形のままとれる。
軽トラの後ろに乗って田んぼまで行って農作業の手伝いをし
家に帰ったら泥だらけのままおじいちゃんとお風呂に入る。
ちっちゃい頃お思いでです。
高校の時くらいから、部活でいかなかったり、
大学受験を機に行ったのは2度ほど。
でも、俺にとっての大切な、かけがいのない、おじいちゃんにくるまれて育った故郷です。
それが、俺の故郷じゃなくなる。
場所はあるでしょう。これからも変わらず
でも違う。
そこは俺がいるべき場所じゃない。
俺は「井上」であって、「岡」じゃないから。
そんな事を知った時、どうしようもなく涙が出てきて
でも、親父から一言
「じゃあ、お前が継ぐか?
その代わり、一生広島の土地を守っていかなきゃいけないし、
土地の風習や親族の代表として重いものを背負って生きていくことになるんだぞ」
と言われたとき、
心の底から「嫌だ!!」と思いました。
俺は安定を求めてきました。
転勤族の親を憎んだこともあったし、
たぶん、人より土地に対するこだわりが強いと思います。
でも、俺の本質はたぶん、自由に生きたいんだと思います。
誰にも縛られずに、気ままに過ごしたい。
俺の求める本当の意味での安定はそこにあるんだと気づきました。
だから、昨日俺は自分の意思で弟が「岡」を継ぐことを認め
自分が「井上」を継ぐことを決めました。
だけど、どうしようもなく、感情が止まらなくて
自分で「井上」で生きることを決意したから
だからこそ、もう「岡」の血からもっとも遠いところにいる自分がわかって。
今まで当然あった、大きな大きな故郷をなくしたという気持が溢れてあんな日記になっちゃいました。
今は、大分落ち着いてきて、
受け入れなきゃいけないんだなと感じています。
ほんと、なんか意味わかんない文になっててごめんなさい。
すこしすっきりしました。