青空白雲Diary

空って青いよね。夜の空も青いんよ 見る側の都合で物事は多々変わっていく。 そんな色々な視点の一つ 青空白雲Diary

理由

2007年03月15日 17時23分50秒 | Weblog
ほんと、皆に心配かけてごめん。

コメントしてくれた人やメールしてくれた人に本当に助けられました。

人に助けられて涙が出たのは初めてかもしれません。







昨日の日記の理由なんですが、

冷静になって考えればただのダダっ子なんです。

持っていないオモチャを欲しがる子供みたいな・・・





うちは母方はお母さんしか子供がいません。父方も親父以外は皆女性なんです。

そんな両親が結婚をする中で、両親の親族との間で約束ごとがあったそうです。


長男は父方の性「井上」を継ぐ
次男がもし生まれたら母方の姓「岡」を継ぐ。


そして、俺と弟が生まれました。


「名前」を継ぐなんて、古臭いかと思ってたんですが、
父方は分家ということもあり、名前を継ぐといっても形だけ「井上」を残したい。という程度らしいんですが。
どうやら、母方は特に昔から持っている土地と田舎の縛りがあるらしく、
土地を守るための後継者が必要だそうです。




そんな中、母方のおじいちゃんが倒れました。

親族は大慌てで、後継者に「岡」を継がせようと動きます。

うちの両親も、約束事という事で、弟とは事前に話し合っていたそうです。

「井上」を捨てて「岡」、つまり実のおじいちゃんの「養子」になることを。




母方のおじいちゃんは広島に住んでいて、
その広島のおじいちゃんの家は、田舎で何もないところだけど、いつ行っても同じ光景があり、そこには何にも動じない確かな何かがあるように思えました。

そして、そんな広島のおじいちゃんの家は
転勤族の親を持った俺の唯一の故郷でした。



それが、弟が「岡」を継ぎ、俺が「井上」を継ぐ、
そんな親や親族の「約束事」。それも「風習」というただそれだけのせいで、俺から故郷を奪おうとしているように感じました。



生まれた家もしらない。
転勤を繰り返し、友達もそのたびにいなくなる。
せっかく作ってもなくなってしまう。いなくなってしまう。
俺が何を言おうと何をしようと変わらない、大人の都合で。


そんな中、広島だけが、変わらない土地だったんです。

いついってもおじいちゃんがいて、
そこには、夏は川でカニやカエルを捕まえたり、
冬は家の外にある臼に張った氷が丸い形のままとれる。
軽トラの後ろに乗って田んぼまで行って農作業の手伝いをし
家に帰ったら泥だらけのままおじいちゃんとお風呂に入る。


ちっちゃい頃お思いでです。

高校の時くらいから、部活でいかなかったり、
大学受験を機に行ったのは2度ほど。


でも、俺にとっての大切な、かけがいのない、おじいちゃんにくるまれて育った故郷です。



それが、俺の故郷じゃなくなる。

場所はあるでしょう。これからも変わらず

でも違う。
そこは俺がいるべき場所じゃない。

俺は「井上」であって、「岡」じゃないから。



そんな事を知った時、どうしようもなく涙が出てきて

でも、親父から一言
「じゃあ、お前が継ぐか?
その代わり、一生広島の土地を守っていかなきゃいけないし、
土地の風習や親族の代表として重いものを背負って生きていくことになるんだぞ」

と言われたとき、

心の底から「嫌だ!!」と思いました。



俺は安定を求めてきました。

転勤族の親を憎んだこともあったし、
たぶん、人より土地に対するこだわりが強いと思います。


でも、俺の本質はたぶん、自由に生きたいんだと思います。


誰にも縛られずに、気ままに過ごしたい。

俺の求める本当の意味での安定はそこにあるんだと気づきました。


だから、昨日俺は自分の意思で弟が「岡」を継ぐことを認め
自分が「井上」を継ぐことを決めました。



だけど、どうしようもなく、感情が止まらなくて

自分で「井上」で生きることを決意したから

だからこそ、もう「岡」の血からもっとも遠いところにいる自分がわかって。


今まで当然あった、大きな大きな故郷をなくしたという気持が溢れてあんな日記になっちゃいました。



今は、大分落ち着いてきて、
受け入れなきゃいけないんだなと感じています。


ほんと、なんか意味わかんない文になっててごめんなさい。


すこしすっきりしました。


シロとクロ

2007年03月15日 02時58分25秒 | Weblog
まだ、朝になると地面に霜がはっています。そんなすこし肌寒い寒い日のことでした。

真っ黒なコンクリートで固められて一直線に伸びている道を、
2匹の犬が並んであるいています。


2匹には首輪がついていません。

そう。2匹はノラ犬です。

昔2匹は同じおじいさんに飼われていましたが、身寄りのないおじいさんが死んでしまってからは、2匹とも自分達でなんとか生活をしています。


シロが言いました。

「お腹すいたね。どこかでお昼ご飯にしようか」

「そうだね。もうずっと歩きどおしでお腹ぺこぺこだよ」

クロもお腹が減っていました。


2匹は昨日の夜からごはんをたべていませんでした。

「ごっちゃんの所へ行こうよ」
横断歩道をわたりながらクロがいいます。

ごっちゃんとは、コンクリートの道からすこしデコボコのある道に入り込んだところにあるパン屋さんで働いているお兄さんのことです。お相撲さんに似ていることから、商店街ではおばちゃん達にごっちゃんと呼ばれています。


ごっちゃんに声をかけるのはクロの役目です。

「く~ん」
いつもの通り甘える声を出してごっちゃんにおねだりです。

「またお前らか。早く飼い主さんを見つけるんだぞ!」

ごっちゃんはいつも、大きな手で頭をなでてくれたあと、食パンに耳の部分をくれます。


2匹はお昼ご飯をすましたあと、すこしお昼寝をしてまた歩き出しました。



すこし歩いて、池のある公園につきました。

この公園は最近できた公園で、池を囲っている柵やベンチもぴかぴかです。

2匹がベンチで日向ごっこをしていると、


向こうからおじいさんが歩いてきます。

おじいさんは
どことなく、寂しそうに肩を落としてあるいて、ふと2匹を見つけ寄って来ました。

シロは身を翻して草むらの中に逃げ込みました。

振り返ってみてみると、クロがびっくりしすぎて逃げおくれてしまっています。

シロはどうすることも出来ずに、草むらからひっそりと様子を伺っていました。


すると、逃げおくれてガチガチに固まってしまったクロをおじいさんがベンチに座ってなでています。そして、おじいさんはクロに向かってなにかを話しています。


シロは耳を澄ましておじいさんが何をいっているのかを聞いてみました。


「昔、お前に似た犬を飼っていたんじゃよ。アレもそうとうドジでなぁ。さっきいた、ほれっ黒いの。色はああいう艶のある黒じゃった。じゃけれど、歳には勝てんくてなぁ。2年ほど前に死んでしもーたわ。」


どうやら、いじわるをするようではないようです。

シロは草むらから出て、おじいさんとクロが座っているベンチまで行きました。


「おー、お前も出てきてくれたか。懐かしいのー。ほんとにそっくりじゃ」
おじいさんの目には少し涙が出ています。

「にゃ~」

2匹は少しおじいさんの話を聞きながら、撫でてもらうことにしました。



「昔はこのあたりもなんもなくてなぁ。ほれ、その池を囲っている柵もなくて、道路もコンクリートなんて被っていなくて土がむき出しじゃった。近くにスーパーマーケットが出来てからじゃあ最近じゃ商店街も寂しくなってしもぉてな。潰れてしまうっていう噂まであるんじゃよ。育った町が変わっていくのは少し寂しいのぉ」

2匹はびっくりしました。

おじいさんが潰れると言っている商店街は、あのうおにいが働いているところのことです。
あの商店街には他にもご飯をくれるやさしい人達がたくさんいます。そこが潰れるなんて・・・・



2匹はこれからどうしようかと悩みました。
ご飯が食べられなければ生きてはいけません。



おじいさんが不意に言いました。
「そうじゃ、お前らうちにこんか?ばあさんも先立ってうちにはわし1人しかおらんのじゃ。一緒にご飯を食べて、一緒に日向ごっこをせんか。」


2匹はびっくりしました。

今まで、ご飯をくれる人はたくさんいたけれど、
一緒に住もうといわれたのは初めてだからです。



シロはクロを見てみました。

すると、クロの目はキラキラと輝いています。

「クロ。一緒に住むの?」
シロはクロに聞いてみました。

「え?シロも一緒に住もうよ!」
クロはシロを真っ直ぐに見ていいました。




シロは迷いました。

確かに、住む家が出来ることはありがたいことです。
寒い日に凍えることも、ご飯にありつけないことも無いからです。
でも、シロは今の生活も満足しています。

そりゃ、生きていくのもやっとですが、ノラには好きなときに好きなことを出来る自由があります。


「クロ。本当に着いて行くの?」

「うん!だって帰る家が出来るんだよ!」
シロの目はもうおじいさんしか見ていません。



シロは仕方なくシロと一緒におじいさんの家に行くことにしました。


おじいさんのは、しっかりとした壁で囲まれた家に住んでいて、そこでの暮らしは楽しく、家は暖かく、夜他の犬に襲われる心配もありません。

でも、何不自由ない生活の中で、シロは何か物足りなさを感じていました。



ある朝、シロが目を覚ますと家の門が開いていました。


久しぶりに1人で外に出てみたくなり、すこし散歩をする事にしました。


隣の家に、ツバメが巣を作っています。

「ツバメは春になったら来て、秋になったら去っていくんじゃ」昔一緒に住んでいて、今は死んでしまったおじいさんが言っていた言葉を思い出します。

「ツバメは帰る家が無い。常に旅をして、そこに仮の家を作って暖を取るんじゃ。その代わり空を自由に飛び、色んな景色を見れる。」

おじいさんが死んでしまってからは、帰る家が無くなってしまいました。家があってもおじいさんがいないんじゃ意味がありません。

「だったらツバメになりたいなぁ。自由に空を飛んで色んな景色を見たい!」

そう思っていた小さい頃の自分。

そして、今もそう思っている自分。



シロは思いました。
「ここで今のおじいさんと一緒に住むのもいいかもしれない。でも、それじゃ色んな景色は見れない!」



シロは家に戻りました。
そして、寝ているクロに向かって言いました。

「ご飯は無いかもしれない。暖かいお布団もない。でも、そこには景色がある。色んな景色をみたいんだ。帰る家は無いけれど、そこには自由がある!」


クロには聞こえていなかったでしょう。
でも伝えたかったのです。
そして、別れはつらいから。
だから起こしませんでした。


シロは家を出ました。
シロに帰る家はありません。


暖かい布団も、美味しいご飯もありません。
明日自分がどこにいて、どうなっているのか。そんな事もわかりません。

ただ、シロは思います。
ツバメになりたい。と



fin

いじめ問題・・・・

2007年03月03日 02時57分30秒 | Weblog
こども未来宣言


「いじめ」
子供が相談する人がいない。
「子供が求めているのは組織ではなく、個人である」

親や先生には相談しにくい。(子供なりのプライドなど)



先生を守るところが無い。
親ー先生ー教育委員会

親は先生を責める
+教育委員会は先生を助けない。
=先生ががんばればがんばるだけ、責められることになる。












見てる視点の違い
A、現状で出来ること
B、根本的に改善すること


視点が違いすぎるから、意見がかみ合わない。




B,
家族がバラバラになるから、子供に負担がかかる
①褒められない:祖父祖母がいたら、べた褒め。地域社会の支え
②家庭でストレスを感じる:大人が社会で感じるストレスの増加→子供が感じる
③学校はいじめっ子といじめられっ子との関係を同じ「子供」を扱う立場として接するべき


A,
いじめられる子供の救済
①いじめっ子の出席停止などで、いじめられている子供を助ける。
②学校が責任を持って対処すべき(他があてにならないからという考えがある)





例えば、Bの考えでは、社会(地域社会)が変わらない限りどうにもならないし、Aの考えでは、罰するという観点でいくら目に見えるところを解決しても、根本的な解決にはならない。



両方をMIXして、上手い方法を考えないと。。。





ヒント:
昔は兄弟がたくさんいた中で、下をいじめたら親に怒られた=弱い物いじめがいけない事を産まれたときから身をもって体験。

親が厳しく、おじいちゃんやおばあちゃんまた地域のコミュニティーが優しい。
「あめと鞭」のバランスが出来ていた。



答え:
「親が子供を褒める」
「地域社会にそういった子供が相談できる機関を作る」(あいまい)
「子供と同じ人間として、一対一で向き合う」(抽象的)

週休2日制

2007年03月02日 00時07分02秒 | Weblog
学校行ってたときに比べるとしんどい。

学際やってと時と比べると微妙。

社会人よりは楽。




そんな今の忙しさデス♪♪












オカンが実家に帰ってる間
犬と寝るのが日課です。

うちのぷー(7歳♂)は人と一緒じゃないと寝れません。

そして、一緒に寝ると着実に布団を占領していきます。




今日も夜中起きたら、プーの顔鼻とこっちの鼻がチューしてて・・・・「Σ(゜□゜;)こらっ」って言ってやりました。

そしたら、ふて寝して、そっから着実に・・そしていつもよりじゃっかん大幅に布団を略奪されました。
もっそい寝心地悪かったです。。








だもんで起きたらお昼( ̄_ ̄|||)






そっこーで着替えて面接へGO!!



面接は、もうちょっと「論理的に話さないかんな」って感じ。


筆記テストは壊滅的でした・・・だから早寝して朝SPIしようと思ったのに・・



ちなみに一般常識の「冥王星&団塊」って漢字が分かりませんでした(´・Д・)「塊」を「魂」と書いてしまったおバカです..........








そして、大阪での説明会&選考が多い中、相変わらず迷ってます。


方向音痴じゃないと思うんやけど、なぜか迷います。恐るべし大阪(と新大阪)(-へ-)ちなみに今日は帰り道に選択した地下で、散々迷いました。






・・・・6月に免許の制度かわるみたいですね(´・ω・`)中型新設・・・・