肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

2007年を振り返って 《邦画ベスト5》

2008-01-06 17:21:10 | ★独断と偏見的シネマ・セレクション3
2007年 邦画ベスト5

07年の邦画は、大豊作の06年に比べれば若干見劣りするものの、
引き続いて“好調が持続した一年”だったと思う。
周防正行、原恵一の復活を始め、
北野武や松本人志らのコメディアン出身監督の対決(?)などは
記憶に新しいところでマスコミの注目を集めました。
またその一方で、女性監督の躍進ぶりは凄まじく、ボクが色眼鏡抜きにみても、
『ゆれる』の西川美和や、『かもめ食堂』の荻上直子らの実力はホンモノです。
ホントにぶったまげました。
ただ、その内でひとつ心残りなのは、
同じく女性監督・河瀬直美の『殯(もがり)の森』を未見だということ。
来たる1月14日にBS2で放送すると聞き、今から楽しみにしています。

①、『天然コケッコー』(DVD)
②、『ゆれる』(DVD)
③、『紙屋悦子の青春』(DVD)
④、『犯人に告ぐ』(映画館)
⑤、『キサラギ』(映画館)
次点、『河童のクゥと夏休み』(映画館)

※なお、ここでの「新作映画」とは、昨年劇場公開された作品に含めて、
“昨年レンタルリリースされた作品”も含まれています。
場合によっては「それは一昨年の映画だゾ」とお叱りを受けるかも
しれませぬが、その辺はどうかご了承くださいませ。

①は、映画に中身をキチキチに詰め込むのではなく、
“物語の余白”として観客の想像する余地を残しつつ、
その“ゆとり”をもって観る側に“安心感”を与えている。
それこそが日本映画の持つ“本来の美しさ”であるように感じられた。
次点の『河童のクゥ~』は、原恵一5年ぶりの新作劇場アニメーション。
如何にも彼らしい良心的で温かい内容は、期待通りに楽しめたが、
今度は“また5年”とはいわず、せめて“2年くらい”で
次の新作を発表して欲しい(笑)。
尚、恐らく映画各誌の2007年度・年間ベスト10でも
上位にランクされるであろう『それでもボクはやってない』は、
ボクの観たのが一昨年の年始だったせいもあって、
強烈なインパクトが残るところまでは至ってない。
勿論、作品の出来自体は申し分ないのだが。


楽天市場ランキング・売れ筋DVD邦画トップ30

楽天市場ランキング・売れ筋DVD洋画トップ30

楽天市場ランキング・売れ筋DVDアジア映画トップ30

楽天市場ランキング・売れ筋DVDアニメトップ30

Amazon.co.jp 外国映画トップ100
Amazon.co.jp 日本映画トップ100
Amazon.co.jp アニメトップ100

DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売


DMM.com DVD・CD・本・フィギュアホビー販売


DMM.com DVD通販CD予約販売


DMM.com CD&DVDレンタル



最新の画像もっと見る

コメントを投稿