昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

出雲大社参詣記 12月29日 (十四) ホテルに入りま~す

2015-03-01 10:14:46 | お出かけ
正面のフロントに行きます。
「まだチェックインしていなかったの?」
って、あなた。急かさないでくださいよ。

若い娘さんをイメージしていたので、ちと残念かと思いましたが、なんのなんの。
にこやかに迎えてくれた、笑顔が爽やかな青年です。

いえ、若い娘さんも居たのですよ。
でもね、他のお客さんの相手をしていましてね、割り込むわけにも行かず…。

でもでも、ご心配なく。
「出雲大社には、どれくらいの時間がかかります?」
「バスですね。でしたら、二十分から三十分ほどですよ」

あらら、勘の良い女性ですわ。
「交通機関は何になさいます?」
とかなんとか聞かれるかと思いきや、先回りされちゃいました。

「当たり前だろうが」ですって? 
ですよね、そうですよねえ。
公共交通機関の利用に決まっていますよねえ。

めげませんて、わたしは。
ならばと、もう一つの、最強の切り札の投入です。

この質問はインプットされていないでしょうからねえ。
「歴史博物館というのは…」

「はい。ご心配いりませんよ、すぐそばですから」
こちらも想定の範囲内のようです。
まったく淀みない返事が返ってきました。

「こちらにご署名をお願いします」
会話が途切れたところで、かの青年が差し出します。

“嫉妬したのかな、若者よ”
なんて思いながら、サラサラサラと。

「朝食は、七時から十時となっております。このロビーにてお願いいたします」
やっぱりでした。ロビーでの食事となりました。

そうか、七時からOKか。
少し早めのチェックアウトにしますか。

よくよく考えれば、帰りには出雲そばの[黒崎]さんで、うどんセットを食せねばなりませんぞ。
15:30には帰り着きたいですなあ。

「ICHIBA」さんでお土産も買わねばなりませんし。
わたし、義理堅いのですよ。


エレベーター内
なんという格好でしょう、まさしくお上りさんですがね。


ホテルドア
着きました、着きましたよ。
角部屋です、はい。
窓があります、廊下の先に。


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